5月21日 奈良女子大での講演 小出裕章

2011年5月21日(土)、奈良で小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)の講演があったそうです。

案内

— 今だから考えたい —
原発のこと 未来のこと
http://www.geocities.jp/earthdaynara/

講師:京大原子炉実験所小出裕章さん

1949年東京都生まれ。74年から京都大学原子炉実験所勤務。
伊方原発訴訟住民側証人。著書に『放射能汚染の現実を超えて』、『隠される原子力 核の真実』、共著に『原子力と共存できるか』などがある。

小出さんは原子力の研究者という立場から、原子力発電の危険について、 40年以上にわたり警鐘を鳴らし続けてきました。
しかし、警鐘空しく、東日本大震災において福島原発の事故は起こりました。
今も現場では、作業員の方々が命がけで復旧に取り組んでいますが、まだまだ予断を許さない状況。陸海空に広がる放射能汚染の影響が心配です。

 地震や津波は天災です。しかし原発の事故や放射能汚染は人災です。東日本大震災で福島原発が爆発し放射能汚染が広がっています。自然に存在しない、ヨウ素131、セシウム137、プルトニウム239など放射性同位元素は体内に取り込むと長期間、体内被曝を続け、DNA(遺伝子)を破壊しガンや白血病の要因になります。
今こそ、原発のこと、未来のことを考えましょう。

2011年5月21日(土) 14:30~16:30 【 受付 】13:45~

場 所 : 奈良女子大学 文学部S棟 S235教室
(近鉄奈良駅1番出口 北へ徒歩5分 ・ 正門から入り左の建物 2階西の端)

参加費 : 1000円 (資 料 代)    
定 員 :  300名 (要 申 込)  
主 催 : アースデイ奈良2011実行委員会 / 自然や文化にふれ感性を拓く会

参加された方の声

twitterで関連のツイートがありましたので、転載させていただきます。

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ryomichico 寮美千子
小出裕章氏講演会@奈良女子大 お話の大半はすでに文章で知っていることだったが、ご本人の口から語られることによって身にしみた。火力発電はCO2を出すが、原発は核廃棄物を出す。CO2とは比べものにならない危険を持つ核廃棄物を生成し続けているのが原発。「止める」以外にどんな解決もない

小出裕章氏講演会@奈良女子大 福島から避難してきた赤ちゃんを抱いた若い母親が「父親とずっと別居しているわけにもいかず、福島に帰るのだが、子どもに対して注意は? 泥んこ遊びをさせないとか」と小出氏に切実な表情で質問していたのが痛ましかった。

小出裕章氏、福島の若い母親に「泥んこにならなかったら子どもじゃない。大人にできるのは、子どもが泥んこになれる環境を確保してあげること。表土の5㎝を削れば放射線は激減する。保育園にぜひそうしてくれと申し出ること。家のそばの子どもの泥遊び場も、表土の撤去をしてあげてほしい」

小出裕章氏講演会@奈良女子大「原発がはじまってから45年。日本で原発を止められなかったことは、ここにいる大人一人一人に責任がある。しかし子どもにはなんの責任もない。赤ちゃんには30歳の大人の4倍もの影響がある。影響の少ない50代以上からみれば数十倍にもなる。子どもも守らなくては」

小出裕章氏講演会@奈良女子大「東京にだって放射性物質は降り注いでいる。そこから逃げるべきか否かをわたしは答えられない。言えるのは”被曝しても健康に影響がない”ということはありえないということ。それを考え一人一人が判断するしかない。政府の言う”安全・安心”を鵜呑みにしてはダメ」

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小出裕章氏の講演。チェルノブイリから泣きながら避難するおばあさんの写真を投影。「土地から引き離されることはこんなにつらい。この写真を見て、避難することが本当にいいことなのか、わたしには判らなくなりました。しかし、放射線の影響を大きく受ける子どもだけは何とかしてあげたい」と小出氏

小出裕章氏の講演@奈良「子どもは放射能の影響を強く受ける。汚染の強い地域の子どもたちに疎開してもらうことを考えています。しかし、子どもだけ疎開しては家族崩壊になる。子どもが苦しまずにできる方法はないか。サマーキャンプなど楽しんでもらえる方法を模索中」と小出氏。

小出裕章氏の講演@奈良。原発から32㎞地点の旅館の息子さんが講演後に質問にきていた。旅館はお客もなく、従業員も離散して閉鎖。「避難区域ではなくても、補償を国と東電にきっちり求めるべきです」と小出氏はアドヴァイス。

小出裕章氏の講演@奈良。東京や福島から奈良に避難してきている人々が多く聞きにきていたのが印象深かった。講演後、その人々はせっぱ詰まった表情で小出氏にさまざまな質問を投げかけていた。その一つ一つにていねいに答える小出氏の誠実さに胸打たれた。小出氏は5/23日、国会で発言する。

小出裕章氏講演@奈良 放射能汚染ガレキを焼却処分している件。煙で放射性物質が拡散しないか、という質問に。「フィルターを通しても、完全には除去できません。99.9%除去できても完全は無理。きちんとフィルターのあるところで焼却できればいいが、そうでないケースも。これは問題」

小出裕章氏講演@奈良 福島原発の汚染種の処理について。「汚染水を排水するためには放射能除去装置を通す必要が。その装置があるのは柏崎刈羽原発だけ。2ヶ月前に、巨大タンカーに汚染水を詰めて搬送するように提言したが、まだ実現されていない」

小出裕章氏講演@奈良「自然放射能は、われわれが甘受しなければならない放射能。しかし、原発事故で発生した放射能は違う。少しでも影響のあるすべての場所から避難すればいいが、広域すぎて無理。わたしたちは放射能を容認して生きなければならない。そんな選択が嫌だからこそ脱原発を唱えてきた」

小出裕章氏講演@奈良「原発推進派の学者がわたしに言う。勝った、と思っているでしょう、と。まさか。ボロ負けに負けたと思っている。原発を止められなかった。こんな事態がくることを食い止められなかった。責任を感じている」

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chimugukuru556 aga(ちむぐくるの会)
奈良で行われた小出裕章先生の講演会に行ってきました。今、日本は深刻な事態だと改めて認識。でもここから一人ひとりのエネルギー消費を減らしていくことが大切という小出先生からのメッセージ、真剣に考えないと。

narapress 松永洋介/ならまち通信社
これから京大・小出裕章氏の講演@奈良女子大 震災前からの企画が申込殺到でキャパ十倍にするも超満員 http://t.co/rHAjezj

korimandara 溝江玲子
奈良女子大で小出裕章さんの講演「原発のこと未来のこと」聴いてまいりました。立ち見のつもりで立っている私達の横の扉から入っていきました。小出先生格好いい〜!一生懸命聴いてきたこと、みんなに伝えなくちゃ!

kuwazuimos suzuka kono
昨日(奈良女子大)の小出裕章さんの講演。聞いてほんとによかった。これまで本を読んだりネットで集めた断片的な情報が自分の中で整理され、自分のこれからの行動を考える区切りになった。

kuwazuimos suzuka kono
小出裕章さん、静かに淡々と深く話される方です。間もいいし。ご自分と聞き手との距離の取り方も誠実だと思いました。尊敬。終了後、個人的にどうしても質問のある?方々が取り囲んでいましたが、サイン下さいとお願いしに行くのは恥ずかしくてできませんでした。そういう雰囲気皆無でした。

kuwazuimos suzuka kono
小出裕章さん。年季の入ってそうな、黒くてでかい水筒を持ってらした。

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報道(転載)

被曝がんリスク 全原発停止訴え (asahi.com 2011年5月22日)

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 ◇京大実験所助教が講演
 「今だから考えたい 原発のこと、未来のこと」と題した講演会が21日、奈良市の奈良女子大であった。原発の危険性に警鐘を鳴らしてきた京都大学原子炉実験所(大阪府熊取町)の小出(こいで)裕章助教(61)が放射線被曝(ひばく)によるがんのリスクを指摘し、全原発の停止を訴えた。
 小出さんは冒頭、「長年脱原発を主張してきたのに事故を止められず悔しい」と述べ、当時のソ連政府が情報公開せず被害が拡大したチェルノブイリ原発事故を引き合いに出し、福島第一原発事故で何度も避難命令の内容を変更した国の対応を批判した。
 国が計画的避難区域の設定や学校の校庭使用制限の基準に定めた放射線被曝の数値(年間20ミリシーベルト)は、子どもにとって将来のがんなどのリスクが大きすぎると主張。全ての原発を停止しても電力供給は維持できると指摘し、「現状は原発を推進してきた私たち大人の責任。子どもの将来のために今すぐ全ての原発を止めるべきだ」と訴えた。
 アースデイ奈良2011実行委員会などが主催。約360人が聴講し、立ち見も出た。
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