6月19日 小出裕章氏の札幌での講演会

2011年6月19日(日)、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が札幌で講演をされました。

講演案内

『核・原子力問題の真実パート2 -福島原発事故から見えてくるもの-』
講演者:小出裕章さん (京都大学原子炉実験所助教)
日時:2011年6月19日(日)午後4時~5時半
場所:ニューオータニイン札幌
主催:核戦争に反対する北海道医師・歯科医師の会
http://www.geocities.jp/hokkaihankakuishi/

録画

この講演はIWJが中継をし、その録画が以下のページにあります。
http://www.ustream.tv/user/IWJ_HOKKAIDO/videos
※ 音声や画像が鮮明でなく、細切れで、見やすいとは言い難いです。

参加された方々の声

ツイッターから転載させていただきます。

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ocean_kids 保科洋子
札幌に小出先生が来られた。500人の定員だったが主催者は800人までは数えていたが・・そのあとは・・と言っていた。先生は「兎に角子ども達を救おう」と言っておられた。原発を止められなかったご自分のことについて「まず謝りたいと・・」。原子力安全委員会の班目さんに聞かせたい!

そしてプルトニウムもストロンチウムもキュリウムも全てがウランを燃やす過程で出るものであるので検出されたプルトニウムが福島からのものなのかMOX燃料からのものなのかはそれほど問題にはならないと言っておられた。小出先生は力強く一人一人が考えてこれからのことを自ら決断しなくてはと・・。

はっきり言ってらしたのは「政府の出す数字はインチキです」ということ。私と息子は小出先生の話を生で聞いて更にしっかりと「反原発、原発全廃でなければ日本はもうダメだと確信しながら帰ってきた。もちろん私達が居なくとも日本は続くかもしれないけどそれは私達の国じゃないと思った。

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mjyume ゆめ
小出さんの講演会に行ってきました。講演は動画や本で聞いているお話が大半でしたが、質疑応答で現実をつきつけられた感じ。自分の中で消化するのにちょっと時間が必要です。世界は変わってしまったのだな…と改めて重く感じました。小出さんは「子どもを守っていきましょう」と何度も言っていました。

小出先生@講演会「福島や近県の農漁業の壊滅を防ぐため、放射線感受性の低い大人が福島の食品を食べるべき。汚染度に応じて60歳以下は食べない60禁、50禁、40禁、20禁、15禁、10禁という仕分けをすればよい。そうした表示がない食品を子ども用とすれば、産地も子どもも守れる。」

小出先生は「50歳以上は放射線の感受性が低くなる。年寄りは放射線に汚染されたものを食べても大丈夫(会場爆笑)。子どもたちはそういうわけにはいかないので、子どもたちには食べさせずに年寄りで食べて日本の農業、漁業、酪農を守りましょう」と今日の講演会でお話されました。

そうすると会場から「大人は食べろというのか。東電や政府への追及はどうなるのだ」との質問が。それに対し、小出先生のお答えは次のようなものでした。「チェルノブイリ原発事故が起きた時、日本国内で”ロシアやヨーロッパからの食料の輸入を制限しろ”との意見が出、政府も規制をかけた。(続

「僕はそれには反対でした。日本が引き受けなかった食料はどこへ行くか。アフリカなどの発展途上国です。原発のない国の人々にそれを食べさせることになる。原発のある日本は、責任を持ってその食料を食べるべきだと僕は言いました。」原発問題をこれまで見ないできた私たちの責任を考えさせられました

もちろん、小出先生は「東電や政府は責任を持って汚染状況を公表すべき」と言いました。そして「年齢に応じて、福島や近隣の農産物、海産物を食べて、日本の第一次産業が崩壊しないように助けるべき」とお話されました。

もちろん、小出先生のお話は「皆がそうすべき」と言ったわけではありません。食べたくない人はもちろん食べる必要はないと思います。

私は今日の小出先生のお話を聴いて、「もう本当に今までの世界には戻れないのだな」と思い、ちょっと沈みました。でも、小出先生はもうとっくに覚悟をしている。この絶望的な現実を、来る日も来る日もお話している小出先生を目の前で見て、私もある種の覚悟ができました。いや、しなければならない。

自分たちの問題として、しっかり向き合わなければと。もちろん若い世代には今まで以上に自分たちを守ってもらいたい。でも、私はもういいかな。子どもには食べさせられないけど、原発を止められなかった責任を、私自身も自分の問題として受け止めていかなければ。とても考えさせられた講演会でした。

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