7月28日 作業員の被曝上限を一生に1シーベルトと要請していたことについて 小出裕章(MBS)

2011年7月28日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年7月28日【木】
“大阪大空襲”壮絶な被害の実態
太平洋戦争では大阪でもアメリカ軍による大空襲で多くの人たちが甚大な被害を被りました。空襲被害者の人生はとてもとても苦しいものになったのです。そのような被害を受けた当時の情況は、どのようなものっだったのでしょうか?そこには、とても納得できない情況もありました。被害者らが国を相手に謝罪と賠償を求めた訴訟を取材しているジャーナリストで「新聞うずみ火」代表の矢野宏さんにスタジオに来てもらい話しを聞きます。
京都大学の小出先生にはリスナーの皆さんからの質問を聞きます。切羽詰った関東からの質問もあります。

録音
20110728 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

内容書き起こし

千葉「では小出さん。今日もよろしくお願い申し上げます」

小出「よろしくお願いします」

千葉「今日は、毎日新聞論説委員の池田昭さんと一緒にお伺いしてまいります」

池田「はい。よろしくお願いします。どうもー」

小出「よろしくお願いします。」

千葉「えーでは、今日はまずこの質問からお伺いします。」

小出「はい」

千葉「福島第一原発事故の作業に携わる作業員の方の被ばく線量限度についての問題なんですが。えー、今緊急時の特例として250ミリシーベルトと決められていますが。原子力安全保安院は、それでもこのままでは作業員が不足するとして、一生の間に、1シーベルト、つまり1000ミリシーベルトが限界という基準でいいと、これまでの規制等は別枠にするようにと、4月1日に厚生労働省に要請していたということがわかったというニュースが伝わってきております。このことについて小出さんはどう思われますか?」

小出「その決めた人に、まずそれで働いて欲しいです」

千葉「あー……。もう一生の間に1シーベルトというのはとてつもなく高い数値ということですよね。」

小出「一生の間にそんなに被曝をするということは実際にはありえないことであって、この事故の収束のためにそこまで働けと言ってるのですね。それを決めた人にその限度で働いて欲しいです」

千葉「とてもそんなことをするとは思えないというような大きな値だということですね」

小出「ええ。普通の日本人の方は1年間に1ミリシーベルトが限度だと言っていたわけで、1000年分、被曝をしろと言っているわけですし、私のような人間でも1年間の20ミリシーベルトが限度だと言われてきました。えーそれを1シーベルトというのは、50年間、つまりもう、その労働をする限りずーっとその限度いっぱい働け、というようなことを言ってるのですから、私から見れば、到底ありえない被曝量です。」

千葉「はい。わかりました」

池田「あの、小出さんあの。そもそもその東京電力がですね、その、例のあの被曝量50ミリシーベルト超の作業員が1600人という予測をしてましたよね。あの予測ってのはどうなんでしょうか」

この続きは以下のURLで読めます。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65754122.html

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