8月9日 原子力規制委員会人事「日本が原子力から足を洗うということを、例えば原子力基本法を改正して決めてくれるのであれば、そのもとでの仕事はお引き受けします」小出裕章(そもそも総研)

2012年8月9日(木) テレビ朝日 モーニングバード そもそも総研に小出裕章氏がVTR出演されましたので、お知らせします。

テーマは、以下のとおり

  • 「そもそも 原子力規制委員会の人事は今のまま進んでいいのだろうか?」
  • 小出氏の他に、慶応大学教授・金子勝氏、民主党・首藤信彦衆院議員が発言されています。

    録画

    ==以下、小出氏インタビュー部分文字おこし==

    「どうなる?原子力規制委員会人事 人選めぐり混迷  ふさわしいのは?」
    ー小出氏が考える原子力規制委員会のあるべき姿は?-

    玉川 「原子力の専門家で、かつ原子力ムラじゃなくて、で規制もきっちりできるだろうという人が果たしているんだろうかと、この国に?それについてはどうですか?」

    小出 「これまでも原子力発電所の危険に関して発言をしてきたという専門家はもちろんいるわけだし、原子力ムラに入らないで発言を続けてきてくださった人はいるのですね。例えば、今ストレステストというものをやってるわけですが、そのストレステストの委員の一人に東大名誉教授の井野博満さんがいらっしゃいます。彼も原子力ムラからは離れた立場でずっとまぁ原子力の危険性というものを指摘し続けてきてくれた人ですから、彼のような人が原子力規制委員になってくれるというのであれば、私は歓迎したいと思います。」

    玉川 「小出先生にやってほしいっていう声があるんですね、実際あります。小出先生が例えば規制委員の中に入ってやるというふうなことは、これはやっぱり難しいんですか?」

    小出 「まったくありえません」

    玉川 「ありえない・・それはなぜですか?」

    小出 「この日本という国は、原子力を進めるにあたって原子力基本法という法律をまず作りました。その基本法には、‘原子力は平和目的に限るけれどもどんどん進める’と書いてあるのですね。」

      【原子力基本法(第2条): 原子力の研究、開発及び利用は平和の目的に限り安全の確保を旨として 民主的な運営の下に自主的にこれを行うものとし その成果を公開し、進んで国際協力に資するものとする】

    小出 「その根本の道筋のもとで原子力委員会あるいは原子力規制委員会というものが仕事をしなければいけないわけです。私自身は原子力なんか決してやってはいけないと言ってるわけですから、原子力基本法そのものを変えてもらいたいわけだし、現在の原子力基本法のようにがんがんやりますというそういうもとでは、いかなる人がやっても結局は引きずる・・引きずられてしまうだけだと私は思いますので、そういう国家の委員会に入ることは決してありません。」

    玉川 「日本が原子力をやめるというふうに決めた場合は、その規制に関する仕事っていうのを小出さんやってくれと言われたらこれはどうなんですか?」
    小出 「やります。」
    玉川 「それはやる?」
    小出 「日本が原子力から足を洗うということを、例えば原子力基本法を改正して決めてくれるのであれば、そのもとでの仕事はお引き受けします。」

    ==小出氏インタビュー部分文字おこしおわり==

    スタジオ玉川氏の解説の中で、小出さんの規制委発言の追加紹介がありました。 

    「井野博満さんだけじゃなくですね、神戸大学の石橋克彦さんという地震の専門家ですね。それから、元・東芝の原子炉の設計をやった後藤政志さん。それから、今活断層の問題出てますけど、東洋大学の渡辺満久先生ですね。こういうふうな方だったら歓迎しますよというものの、みんなブレーキになれる人達だというふうなこともおっしゃってましたね。」

    玉川氏の「今日のむすび」:
    やはり国会事故調の提案をいかして委員は決めるべきてはないかと私は思いました。

    ・金子氏(内閣府原子力委員会 新大綱策定会議専門委員)の発言要約:
    田中氏は委員長にふさわしくない。福島の人を助けてる人っていうイメージは全く逆ですね。デタラメです。除染基準を、「年間5ミリシーベルトが現実的だ」と、1ミリシーベルトに抵抗した人。また、食品の安全基準を、500ベクレル/㎏から100ベクレル/㎏になった時に一番反対した一人。この人事を認めてしまうと、我が国の原発政策はすべて逆戻りに走り始める。

    ・首藤氏(原発事故収束対策PT副座長)の発言要約:

     与党でも半数ぐらいの議員が、この人事は白紙に戻すべきだと考えてる。ある意味ではもろ原子力ムラみたいな人が委員長ポストにつくことには大反対。幹事長から党として政府に申し入れてもらう。それで押し切られるような政府はそう簡単に認めるわけにいかない。

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