【アースデイ田中正造】9月30日 『国を豊かにするという思想のもと、企業を保護し住民は切り捨てる構図が一貫している』小出裕章講演(東京新聞/毎日新聞/下野新聞)

2012年9月29日、栃木県佐野市にて開催されました小出裕章さんの講演 『正造さんと原子力』(田中正造没後100年記念事業 『アースデイ田中正造』)について、各新聞社が報道していましたので、このブログでも共有させていただきます。

講演会の動画はこちらで御覧いただけます。
https://hiroakikoide.wordpress.com/2012/10/06/tanaka_2012sep29/

以下、情報を引用いたします。

=====(引用ここから)=====

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▼引用元:2012年9月30日【栃木】京大・小出裕章助教 田中正造と自身の経験重ね 佐野で講演会(東京新聞)

【栃木】京大・小出裕章助教 田中正造と自身の経験重ね 佐野で講演会

足尾鉱毒事件に半生をささげた政治家田中正造(一八四一~一九一三年)を広く知らせる催し「アースデイ田中正造」が二十九日、出身地の佐野市文化会館で開かれた。京都大原子炉実験所助教で、原発の危険性を訴え続けている小出裕章さん(63)が、「正造さんと原子力」と題して講演した。 (稲垣太郎)
 来年の正造没後百年を前に、市民レベルで正造を顕彰しようと結成した「田中正造没後百年記念事業を進める会」が主催。正造を「最も敬愛する」という小出さんを講師に招いた。
 小出さんは水俣病などの四大公害が起きたころに大学に通い、「それよりずっと前の日本に公害と呼ばれるようなものがあったことを知った」と足尾鉱毒事件や正造との「出会い」を語った。
 「正造さんが生きていた時代に原子力はなかったが、私はずっと原子力の場で生きてきた。いつも私の心の支えになってくれたのが正造さんでした」。鉱毒被害と果敢に戦った正造と、原子力の危険性と常に隣り合わせで生きてきた自身を重ね合わせた。
 東京電力福島第一原発事故にも触れ、国が放射能や放射線などに関する「法律を守れなくなり、自分(国家)が決めた法律の一切をほごにした」と指摘。「正造さんが生きていた時代もひどい国だったが、これほどひどい国だとあらためて思った」と述べた。
 正造の「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず」の言葉を挙げ、「正造さんの教えが今、私たちを導いてくれる最大のよりどころになっていると思う」と締めくくった。
 放射線から子どもを守るため福島県白河市から佐野市に移り住んだという主婦(37)は、「すごく分かりやすく田中正造さんのことや原発事故の被害のことを話してくれた。正造さんのことを学ぶ必要があると思った」と話した。

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▼引用元:2012年09月30日 アースデイ田中正造:人権尊重や反公害、正造への理解を深める−−佐野 /栃木(毎日新聞)

アースデイ田中正造:人権尊重や反公害、正造への理解を深める−−佐野 /栃木

 田中正造が生まれた佐野市の文化会館で29日、「アースデイ田中正造」が開かれた。京都大原子炉実験所の小出裕章助教が「正造さんと原子力」と題して講演したほか、正造研究の入門講座も開かれ、人権尊重や反公害の思想を貫いた正造への理解を深めた。

 主催は、市民や在野の正造研究者らでつくる「田中正造没後100年記念事業を進める会」。県内外から約800人が参加した。

 原子力研究者の立場から原発の危険性に警鐘を鳴らし続けている小出さんは、足尾鉱毒事件、水俣病など4大公害、東京電力福島第1原発事故について概説したうえ「国を豊かにするという思想のもと、企業を保護し住民は切り捨てる構図が一貫している」と指摘。「正造さんが100年以上前に闘ったものが今私たちの前にある。正造さんの『天理によって広く教えて勝つ』の言葉に学び、闘おう」と呼び掛けた。

 会場では、鉱毒事件の歴史や足尾の緑化活動などのパネル展示や音楽ライブなども行われた。【太田穣】

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▼引用元:2012年10月8日 偉人への理解深める アースデイ田中正造(下野新聞)

偉人への理解深める アースデイ田中正造 

【佐野】来年没後100年を迎える市出身の田中正造に親しんでもらうイベント「アースデイ田中正造」がこのほど、市文化会館で開かれ、800人を超える来場者が正造の思想や功績について考えた。

 市民有志でつくる「田中正造没後100年記念事業を進める会」(坂原辰男会長)が主催。

 京都大原子炉実験所助教で、原発の危険性を長年訴えている小出裕章さん(63)が「正造さんと原子力」と題して講演した。足尾鉱毒事件や水俣病など四大公害病について解説した後、東京電力福島第一原発事故にも触れ、「国を豊かにする名目で企業を保護し住民は切り捨てる構図は同じ」と指摘。「私たちの生き方が今問われている」として、「真の文明は山を荒らさず-」という言葉を残した正造の教えを教訓とするよう呼び掛けた。

 鉱毒事件の歴史や環境団体の活動を紹介するパネル展のほか、音楽ライブ、スピーチ大会なども行われた。

=====(引用ここから)=====

【田中正造】関連記事はこちらです。

9月29日 『真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さざるべし。正造さんの教えが今、私たちを導いてくれる最大のよりどころになっていると思う』小出裕章(佐野市講演会)2012年10月6日

【講演予定】9月29日 小出裕章さんの講演 『正造さんと原子力』が開催されます(田中正造没後100年記念事業 『アースデイ田中正造』)2012年9月23日

7月4日 田中正造は私が最も敬愛する人 小出裕章(毎日jp)2011年7月5日

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