10月14日「水を飲むことも許されないし、眠ってもいけない。そのような場所に今もこども達が暮らし続けている事が大問題」小出裕章(川崎市講演会)


※画像は、書籍「原発・放射能 子どもが危ない (文春新書)
」より。

2012年10月14日 神奈川県川崎市にて開催されました、小出裕章さんの講演『小さきもののために 〜福島原発事故から考える〜今、わたしたちに何ができるのか』の講演会の中から、重要な箇所を抜粋しブログに掲載してくださってる方がいましたので、このブログでも共有させていただきます。

以下、情報を引用いたします。

▼引用元:2012年10月17日 小出裕章先生の講演会 in 川崎にて|川崎☆子連れ散歩日記

=====(引用ここから)=====

小出裕章先生の講演会 in 川崎にて
2012-10-17NEW !
テーマ:放射能汚染
先日(10/14) 川崎市幸市民館で開催された小出先生(京都大学原子炉実験所助教)に行ってきました。

テーマは「小さきもののために 今、わたしたちに何ができるのか」

細胞やDNAの話からはじまり、原発事故による放射能汚染の実態、内部被ばくの影響、どうやって子どもを守るかなどお話されました。

重要な箇所を以下抜粋します

★福島県の東半分を中心にして、宮城県と茨城県の南部・北部、さらに、栃木県、群馬県と千葉県の北部、新潟県と埼玉県と東京都の一部地域が、放射線管理区域にしなければならない汚染を受けた。場所によっては放射線管理区域以上の汚染。
放射線管理区域とは3か月で1.3mSv、年間5.2mSvを超える場所で、水を飲む事も許されないし、眠ってもいけない場所です。
そのような場所に今も子ども達が暮らし続けている事が大問題。

★子どもは放射性感受性が高い。10歳以下は高い。
  0歳児においては全年齢平均の4倍くらいある。

★子どもには原子力を選んだ責任がない。大人には騙されてたとは言え、責任がある。

★いま、国がやろうとしていることは、基準を決め、それを超えたものは排除し、それ以下なら安全として、放射能の問題はないとし、汚染の実態を隠す事をしている。

★被ばくによる健康被害と避難による生活の崩壊のどちらを選ぶか。
個々により事情は異なるので各家庭リスクを比較して考えるしかない。

★今後すべきこと。
汚染の実態を明らかにする。
食品汚染を徹底的に調べる。
猛烈な汚染食品は原子力を進めてきた人達に食べさせる。
残りは汚染の度合いごとに、「60禁」「50禁」「40禁」「30禁」「20禁」「10禁」と分けて、子どもには汚染の低いものを食べさせて、高いものは大人が食べる。

★汚染されたものはフクイチから出たものなので、東電に返すべきである。
フクイチに戻せればいいのだか、今は収束作業中なので戻せない。
ならば福島第二原発に広大な敷地があるからそこに汚染物を返せばよい。
しかし、なんと東電は福島第二原発を再稼動させようとしている!!
さらに、東電は関東で使う電気なのに、青森の原発から、長い送電線を伸ばして電気を送ろうとしている。原発なくても十分電力は足りてるのに。

この「小出裕章先生講演会 in かわさき」はこちらで見られます。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/35687

ただし、プロジェクターの画像など分かりづらいと思うので
こちらの本を読めばほぼ同じ内容の情報を得る事ができます。

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内容紹介
放射能から子どもを守るために今、絶対に知っておくべきこと──
四十年間原発に反対し続けてきた反骨の学者とチェルノブイリを支援するベテラン小児科医による決定版

放射能に最も弱いのは、細胞分裂の活発な子どもたちです。
低線量の放射能は「ただちに」健康に害は与えません。しかし、数年後、十年後に何が起きるのか?「癌や白血病、奇形が多発する」という人もいれば、「害はない」「むしろ体に良い」という人さえいます。特に子どもを持つ、あるいはこれから子どもを持とうとしている人は、いったい何を、誰を信じたらよいのか、と思っているのではないでしょうか。
この本では、『原発のウソ』『原発はいらない』などのベストセラーで知られる、今最もその言動が注目を集める原子物理学者の小出裕章さんと、長年チェルノブイリの子どもたちを支援してきたベテラン小児科医の黒部信一さんという最強のタッグが実現しました。

低線量の放射能による癌も、一般の癌と何も区別はつきません。いわば「放射能の完全犯罪」です。十年後、数十年後に後悔しないために、今、絶対に知っておくべきこととは?
一般に信じられている放射能についての誤解を解きながら、データや図表を駆使して、原子物理学者と小児科医の立場から「子どもと放射能」についての正しい知識を伝えます。
「私は、未来の子どもたちから、つまりこれから被曝をしながら生きていかなければならない子どもたちから『お前はどうやって生きてきたのか』と問われるでしょう」(小出裕章)
 この本には、学者としての、医師としての良心と魂の叫びが詰まっています。「子どもと放射能についてのQ&A」付き。

【目次】
第一章 何があっても子どもたちを守らなくてはいけない──小出裕章
          低線量被曝の危険性を認めない政府や原発推進派
          ただちに影響は出なくてもいずれ影響が出る
第二章 子どもと放射能の基礎知識──黒部信一
          放射能の影響を受けやすい子どもたち
          低線量被曝でもさまざまな健康被害が急増
          DNAの二本鎖切断
第三章 子どもたちが置かれた被曝状況──小出裕章
          福島市の子どもたちの尿からセシウム検出
          「福島産」を避けても内部被曝は避けられない
第四章 子どもたちの健康被害──黒部信一
          チェルノブイリで何が起きたか
          甲状腺癌の見つけ方
第五章 子どもと放射能のQ&A
          被曝を少しでも少なくするために気をつけることは?
          野菜は洗えば安心? 
第六章 弱い人たちを犠牲にする原発というシステム──小出裕章
          劣化ウラン弾で子どもたちに癌や白血病が多発
          強者が弱者を踏みにじる構造
終章  原子力を終わらせるということ──小出裕章
          未
内容(「BOOK」データベースより)
放射能にもっとも弱いのは、細胞分裂が活発な子どもたちだ。低線量被曝は「ただちに」健康に影響は与えない。しかし…。十年後、二十年後に後悔しないために、今、知っておくべきこと。反骨の原子物理学者とベテラン小児科医による決定版。

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帰りに小出先生に個人的に質問をしてみました。

質問内容

私: 「川崎で子育てをしています。 川崎は空間線量はたいした事はなくても土壌汚染は深刻ですが、子どもに多摩川河川敷や校庭で運動させたりしても大丈夫か?
子どもにマスクをつけさせた方がいいか?」

小出先生: 「まず、放射能内部被ばくの影響ははたとえ低線量であっても’’大丈夫”という言葉はつかえません。 川崎の土壌汚染は放射線管理区域になるほどは汚染されていません。
子どもには(汚染度にあわせて注意しながら)運動させたり、泥んこで遊ばせたりすることも必要です。
できれば、川崎であっても子どもの利用する校庭、公園、グラウンド等は土壌をはぎ取るように行政に働きかけをして欲しい。
子どもにとってマスクはつらいものなので、川崎で過ごす分には今はマスクはしなくてもいいと思います。3/15や3/21は関東全域、全員マスクが必要でしたが、今は川崎はマスクしなくてもいいと思います。

↑との事でした。
この話を聞いて川崎でもなんとか子育てできると思いました。
実際、福島から避難されていたり、福島からプチ保養をしにくるプロジェクトがあるくらいですから、あまり神経質になりすぎるのも良くないのかなと思いました。

先生の著書にも親が神経質になりすぎないで、子どもの免疫力を高めよう という事が書いてあります。睡眠を十分にとり、汚染の低いものを選び、運動は過度に制限しないこととあります。
のびのびと過ごさせて免疫力を高め、病気をはねのけて欲しいとおっしゃってました。

あとは、土壌汚染の測定と剥ぎ取りをなんとかしてもらえるように訴えて行きたいです。

川崎市民の方へ

川崎市民の皆さん、メールで意見を言う事ができます。
サンキューコールかわさき
https://www.contact.city.kawasaki.jp/jp/mail/index.php

★天地返しで汚染土壌が教育現場に眠っているそうです。
場所は非公開なので、情報開示を求める声をあげてください。
教育委員会指導課 044-200-3247

★焼却灰(放射線汚染物)の海への投棄をこのままにしないでほしい。
国は廃棄しろと指導しているなか、川崎市は踏みとどまっています。
現在、焼却灰は浮島に留置。
海へ投棄しない対策の賞賛と今後の継続をお願いする声をあげてください。
環境局放射線安全推進室 044-200-3436

※上記、講演会パンフレットに記載されてたものを転載しました。

=====(引用ここまで)=====

関連記事はこちらです。

10月14日 小出裕章さんの講演『小さきもののために 〜福島原発事故から考える〜今、わたしたちに何ができるのか』中継録画(Ustream) « 小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ

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