12月20日 「きちっとやはり歴史というものを捉え直さない限り、この日本はこれまでダメだったようにまたダメなままいくのかなとついつい思ってしまいます。」テレビ朝日 モーニングバード そもそも総研での小出氏のご意見

テレビ朝日 モーニングバード そもそも総研
12月20日(木)のテレビ朝日 モーニングバード そもそも総研に小出裕章さんが出演されました。小出さんへのインタビュー部分を読者の方が文字起こししてくださいましたので掲載致します。情報提供ありがとうございました。

【テーマ】
「そもそも脱原発はこれで終わるのだろうか?」
【出演者】
小出裕章氏
菅前総理大臣
元経産省・古賀茂明氏
元国会事故調委員・野村修也氏

▼文字起こしは以下。

【当然の結果】国民が脱原発を選ばなかった理由

◆玉川
今回の選挙の結果っていうのを、どういうふうに受けとめてますか?

◆小出
皆さんには大変申し訳ありませんが、私は元々政治には絶望してきたし、政治に一切の期待をしないと言い続けてきた人間です。
今回の選挙に私が何がしかの期待をしなかったかと問われれば、確かにしました。
しかし、結果を見れば、ああやはりこうだったんだということで、不思議ではありません、はい。

◆玉川
やはりこうだったんだというのは、どういう結果をやはりこうだったんだということですか?

◆小出
一人一人の国民の方から言えば、とにかく自分の生活をどうするのか、目先の経済をどうするのかということが一番の関心事になってしまっていて、原子力というものをこれからどうするかというようなことを考えるなら、かなり長いスパンで本当は考えなければいけない。
目先にちょっと電気代が安いとかですね、そんなことは全然ちがうことなのですが、そういうことまで多くの国民が気が付かないまま、自分のごくごく身近なこと短いタイムスパンのことしか興味がわかないというところに問題があるんだと思います。

【原子力の問題 戦争と同じ】問題は日本人の国民性

◆玉川
日本人というものをどう捉えますか?

◆小出
それは大変難しい質問ですけれども・・私はよく原子力のことを考えるときに、戦争とそっくりだなと戦争のころとですね、思います。
大きな流れができてしまうとほとんどの人はその流れに乗っかっていってしまって、おかしいと思っても声をあげることも通常はしないまま全体の流れに流されてしまうという、そういう国民性が私はあったと思うし今もあると思います。

◆玉川
私今回すごく思ったんですけども、原発事故が起きたわけではないドイツがですね脱原発を決めて、今回日本で事故が起こったんだけど、原発をやめていこうっていう形には結果的になっていないんですね。
これ何なんでしょう?
ドイツの国民と日本の国民ってそんなに違うんですかね?

◆小出
たぶん違うのでしょうね。
戦争についての総括というのでしょうか、何を歴史から学んだかという意味でも、ドイツは徹底的にナチスというものの歴史を自分たちで考え直して、それを清算しようとして戦後生きてきたのだと思いますが、日本はかつての戦争について本当に反省したのかといえば、私から見れば全然していないと、戦争が終わってしまって多くの日本人は自分達はだまされたときっと思ったのだと思いますが、だまされたって言うならなぜだまされたのかをきちっと自分に問わなければいけないけれども、それを問わなかったのですね。
もっと素敵な米国が来てくれたと、もっといい日本になってしまうというただそう思ってしまうというそういう国民だった。
きちっとやはり歴史というものを捉え直さない限り、この日本はこれまでダメだったようにまたダメなままいくのかなとついつい思ってしまいます。

=====(文字起こし ここまで)=====

▼動画
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