2012年11月4日に東京渋谷:日本赤十字看護大学で開催された日本熊森協会主催の講演会「原発事故後に考える自然といのち」がYouTubeに公開されましたので、このブログでも共有させていただきます。
シアター・テレビジョンのWebサイトからの引用
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「すべての命と子どもたちの未来のために、私たちはいまなにをすべきか…?」
日本の森林保全を訴え実践する日本熊森協会が主催した、不屈の研究者小出裕章氏の基調講演。原発事故後に考える「人類と文明」「森や動物との共存」をテーマに、自然保護に取り組む若者達との交流や議論も、あわせてお届けします。
収録:2012年11月4日 日本赤十字看護大学 広尾ホール
時間:2時間30分
主催:日本熊森協会登壇者:
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)森山まり子(日本熊森協会 会長)
室谷悠子(日本熊森協会 副会長/奥山保全トラスト理事長)
白川勝也(日本熊森協会 調査研究部)
中村雄太(日本熊森協会 関東支部長)【小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)】
1949年生まれ、東北大学原子核工学科卒、同大学院修了。
1974年から京都大学原子炉実験所助教を務めながら、全国各地で反原発の訴えを続けている。
「昨年3月11日に発生した東日本大震災は、私たちの生活を変えてしまいました。そして私たちは、そこで生きていくしかありません」(小出裕章)【日本熊森協会】
日本熊森協会は、奥山を保全・再生・聖域化し、
(1)水源の森確保
(2)棲み分けによる、クマなどの大型野生動物との共存
(3)野生鳥獣による農作物被害の軽減
をめざして活動している、完全民間の実践自然保護団体。本部は兵庫県。支部のある府県では、市民によるボランティア活動を行っている。
→日本熊森協会 公式サイト
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くまもりNewsからの引用
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◆参加者からいただいた感想
小出さんの講演を初めて聞いて、衝撃を受けました。
今の日本人は、自己責任が欠如していると思います。自分が直接の加害者でなくても、今世の中で起きていることに、連帯責任を持たねばならないと思いました。
小出さんが、食品の放射能汚染の話をした後、「私は食べます。福島原発事故を防げなかった責任があります」と、言われた。
ごく普通の話し方で言われたため、この発言のすごさに、会場の人たちは気づかなかったのではないか。常に被害者意識で物事を見る習慣がついてしまっている国民に言いたい。
自分の子どもをかわいそうに思うなら、福島の子どもはもっとかわいそうであることがわからねばならないだろう。
放射線管理区域以上に放射能に汚染された地域の地図を見せられた時、卒倒しそうになりました。
クマや森の保全を訴えてきた会長が、熊森関東が東京でこのようなシンポジウムを開くことを認めた真意について、会員として考えてみたいと思います。
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