【東京新聞】「原子力を選択した責任は、子どもにはない。 何としても大人が守らなければいけない」〜子ども守るため 除染、一時疎開も/小出京大助教が講演

東京新聞

2014年4月20日付の東京新聞のWebサイトに、4月19日に栃木県那須塩原市で開催された放射能汚染問題について考えるイベント「311『つながる、つたえる、そして未来へ』集い」の記事が掲載され、小出さんのお話の概要も紹介されていましたので、情報として引用致します。写真も含む記事全文は引用元のWebをご参照ください。

東京新聞「子ども守るため 除染、一時疎開も 小出京大助教が講演」


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放射能汚染問題について考えるイベント「311『つながる、つたえる、そして未来へ』集い」が十九日、那須塩原市黒磯文化会館であり、京都大原子炉実験所の小出裕章助教が講演した。
演題は「放射能と向き合い、子どもたちの未来を創る」。子ども連れの保護者ら約千人が参加し、耳を傾けた。(石井紀代美)

「日本の法律を守ろうとするなら、那須塩原は放射線管理区域です」。
小出助教は、政府が作製した放射能汚染地図をスクリーンに映し出し、そう何度も強調した。

小出助教によると、放射線管理区域は、労働安全衛生法に基づく電離放射線障害防止規則などで定められており、一平方メートル当たりでは四万ベクレルを超える区域。
実験で放射線を扱う小出助教のような人以外は立ち入りが禁じられているが、汚染マップで同市は高い所で六万~一〇万ベクレル、その周辺にも三万~六万ベクレルの地域が広がっている。

「管理区域に入ったとたん、私は水を飲むことも食べることも禁じられる。
寝るなんてもってのほか」と小出助教。
服や手のひらに基準以上の汚れが見つかれば、出入り口の扉が開かない構造になっているという。
「つまり、四万ベクレルを超えているものは、どんなものでも外に持ち出してはいけないということ。
那須塩原はそれほどの汚染を受けた」と説明した。

また、被ばく量が少なければ安全だとする国などの意見については、がんや遺伝的影響は低線量でも被ばく量に比例して増加するという国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告を挙げて「残念ながら、そんなことはない」と否定した。

「原子力を選択した責任は、子どもにはない。
何としても大人が守らなければいけない」と指摘。
参加者に向け、学校や保育園など、子どもらが集中的に生活する場所の除染や子どもの一時疎開などの対策を求め、「環境はつながっている。表土の剥ぎ取りをしても、また線量が上がったら、何度でもやってほしい」と訴えた。
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