2010年11月 エネルギー庁主催シンポジウム 小出裕章

2011年5月4日

2010年11月20日にエネルギー庁の主催により岡山市で開催された放射性廃棄物についてのシンポジウムに、小出裕章氏が登壇されていたということを、コメント欄にて金原さんとおっしゃる方より教えていただきました。ありがとうございます。

これについては、池田香代子さんが紹介されていたということなのですが、以下の記事で小出氏参加の経緯を含めて詳しく書かれています。

【動画あり】シンポジウム「どうする放射性廃棄物」 (2011年1月20日付)

また、シンポジウムの内容は、プレゼンテーションや質疑応答の動画や当日の配布資料を含めて、以下のサイトにて公開されています。

双方向シンポジウム どうする高レベル放射性廃棄物

概要

開催日 11月20日(土)
時間 開場13:00 開会13:30 閉会17:00
会場 岡山市勤労者福祉センター 体育集会室
岡山市北区春日町5-6
定員 150名
テーマ ・「地上管理」と「地層処分」はどちらが安全(危険)なのか?
・なぜ、東京に地層処分施設をつくろうとしないのか?
登壇者
梅木 博之((独)日本原子力研究開発機構 地層処分研究開発部門 研究主席)
小出 裕章(京都大学原子炉実験所 助教)

司会進行役
八木 絵香(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター 特任准教授)
(敬称略・五十音順)


小出裕章氏の著書、論文、講演録の一覧

2011年5月4日

いつも情報を寄せてくださるねずさんが、小出裕章氏がこれまでに発表されたもの、お書きになったものをまとめてくださいました。以下、そのまま転載させていただきます。どうもありがとうございます。

ーーーーー

小出裕章さんの著書、論文、講演録などを集めています。単独の著作だけでなく、共著(+分担したもの+関わったものなどを含む)、編集、監修なども含めています。おそらく抜けているものもたくさんあります。ほぼ年代順に並べています。

ネット上で参照可能なものはリンクを張りました。リンク切れ、リンク間違いなどがあればご容赦ください。購入できる本は、アマゾンへのリンクになっています。現在では参照できないものも多数あります。学術書などを扱っている大きな図書館にはあると思います。

原子力発電のもつ危険性 (原子力発電問題)
小出裕章
岩波書店 1977

原子力発電における安全上の諸問題
小出裕章他
原子力情報センター 1977

「原子炉安全性研究」(WASH-1400)とその波紋
小出裕章
岩波書店 1977

伊方原発訴訟判決の科学・技術的問題点-1-全般的批判と工学的問題点
小出裕章
有斐閣 1978

美浜原子炉の燃料事故をめぐる問題-1-
今中哲二,小出裕章
岩波書店 1979

美浜原子炉の燃料事故をめぐる問題-2-
今中哲二,小出裕章
岩波書店 1979

原発の安全上欠陥
原子力技術研究会、小出裕章共著
第三書館 1979/1
http://amzn.to/jaPtKZ (アマゾン)

原子力発電の安全性論争
小出裕章他
技術と人間 1979

米国スリーマイル島原発事故の問題点
小出裕章他
科学 1979/6
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/TMIKagaku1979.pdf

原子力における確率論的安全評価の意味 - その1
小出裕章
第1回原子力安全問題ゼミ 1980/6/4

原子力における確率論的安全評価の意味 - その2
小出裕章
第2回原子力安全問題ゼミ 1980/6/19

確率論的評価の亡霊とそれに縋る推進派
小出裕章
技術と人間 1980

原子力発電所の燃料問題–美浜1号炉燃料棒折損事故を中心に
小出裕章
岩波書店 1981

敦賀原発環境汚染事故の実態
小出裕章
第8回原子力安全問題ゼミ 1981/9/30

放射能測定マニュアル
小出裕章他
京都大学原子炉実験所 1982

ICRP勧告の変遷とその意味
小出裕章
第15回原子力安全問題ゼミ 1983/9/14

伊方原発判決に見る原発の危険性
小出裕章
第21回原子力安全問題ゼミ 1985/4/26

チェルノブイリ原子力発電所事故の教訓
小出裕章
岩波書店 1986

ウィーン反原発国際会議の報告
小出裕章
第25回原子力安全問題ゼミ 1986/10/30

放射能汚染の現実を超えて
小出裕章著
技術と人間 1987

チェルノービィリ原発事故による放射能の放出
小出裕章他
社団法人日本物理学会 1987

高感度中性子モニターによる漏えい中性子線量の測定
小出裕章他
社団法人日本物理学会 1987

放射線ガン死のリスク係数と日本の汚染
今中哲二,小出裕章
エントロピー読本 1987
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/keisemi1988imanaka.pdf

別冊「宝島」 原発大論争
小出裕章他
JICC出版局 1988

放射能汚染の中での反原発
小出裕章
技術と人間 1988

被曝「許容量」緩和–何のためか (原発の時代は終わった)
(袋小路の原子力発電)
小出裕章
岩波書店 1988

原子力発電の真実と私達の生き方
小出裕章著
原発がこわい女たちの会 1988

チェルノブイリ事故による放出放射能
瀬尾健,今中哲二,小出裕章
岩波書店 1988
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/ChernobylKagaku1988.pdf

核燃料サイクルの技術的・社会的問題 (第7回日本環境会議)
小出裕章
岩波書店 1988

チェルノブイリ事故と食品汚染
小出裕章
第31回原子力安全問題ゼミ 1988/6/27

人形峠の汚染の実態と推進派の虚構の論理–鳥取県放射能調査専門家会議批判
小出裕章
技術と人間 1989

ラドンの危険性とウラン鉱山労働者 (人形峠でいま何が起きているか)
小出裕章
技術と人間 1989

放射能の汚染を測定して来て見えて来たこと
小出裕章氏講演録
女川原発訴訟支援連絡会議 1990

産業廃棄物処分場に姿を現わした放射能 (広がる放射性産業廃棄物の汚染)
小出裕章
技術と人間 1990

原子力開発と地球環境問題 (第9回日本環境会議)
小出裕章
岩波書店 1990

地球環境の危機 研究の現状と課題
小出裕章共著
岩波書店 1990

確率論的安全評価の現在-NUREG-1150を中心にして
小出裕章
第36回原子力安全問題ゼミ 1990/7/4

人形峠旧ウラン鉱山周辺のラドン汚染
小出裕章
技術と人間 1991

ここまでなら安全という基準はない
小出裕章
全日本自治団体労働組合 1991

人間と放射線(邦訳)
John.W.Gofman, Radiation and Human Health, Sierra Club Books
伊藤 昭好、小出裕章他
社会思想社 1991/3
http://amzn.to/is1YQ3(アマゾン)

放射能汚染の現実を超えて 
小出裕章著
北斗出版 1992
http://amzn.to/iH2C4N(アマゾン)

放出放射能を検証する (美浜2号炉事故を解明する)
小出裕章
技術と人間 1992

活性炭受動型ラドンモニタの特性と応用
小出裕章
京都大学原子炉実験所第26回学術講演会報文集 1992

Energy Politics and Schumpeter Dynamics: Japan’s Policy Between Short-term Wealth and Long-term Global Wealth
小出裕章他
Springer-Verlag 1992

美浜2号炉事故を究明する(放出放射能)

小出裕章
第44回原子力安全問題ゼミ 1992/6/24

APWRの特徴とその問題点
小出裕章
第46回原子力安全問題ゼミ 1992/12/10

マンハッタン計画労働者の肺ガン
小出裕章
1993/12/24
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No99/Pu-Death.pdf

海に捨てられた核廃物–旧ソ連だけではない無責任国家群
小出裕章
毎日新聞社 1993

伊方原発周辺の放射能調査への補遺 (たそがれを迎えた原子力)
小出裕章,尾崎充彦
技術と人間 1994

Outline of Disaster by Atomic Bombs in Hiroshima and Nagasaki
K.Kobayashi, H.Koide
Belarus-Japan Symposium 1994/10/3

第9分科会 非核・平和・国際協力 (信州自治研の課題)
小出裕章他
自治研中央推進委員会 1995

環境と人間
小出裕章他
東京教学社 1995

人形峠ウラン公害ドキュメント
榎本益美著、小出裕章関連
北斗出版 1995/4
http://amzn.to/mOcnUR (アマゾン)

原発事故、その時あなたは・・・?
瀬尾健著、小出裕章関連
風媒社 1995/6
http://amzn.to/jwTqkw (アマゾン)

imidas’97~2003(「原子力」の章)
集英社 1996~2002

もんじゅ事故調査検討委員会報告
小出裕章
第64回原子力安全問題ゼミ 1996/6

「もんじゅ」と人の叡知
小出裕章
想像 1996/4
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Monju/souzou.htm

足尾、水俣そして人形峠
小出裕章
環境と社会 1997/3
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/KankyouD.html

原子力と共存できるか 

小出裕章,足立明著
かもがわ出版 1997
http://amzn.to/l0nbS5(アマゾン)

原子力施設の破局事故についての災害評価手法
瀬尾健、小出裕章
第68回原子力安全問題ゼミ 1997/8/29
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No68/kid9708.pdf

ウラン採掘と人形峠旧ウラン鉱山
小出裕章
原子力資料情報室通信 1997/10
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/Ugoki.html

被災者の一二年 (特集 チェルノブイリ事故から一二年)

ボロディ-ミル ティ-ヒ-,小出裕章訳
技術と人間 1998

放射能汚染と被曝 (特集 東海村臨界事故と原子力の終焉)
小出裕章
技術と人間 1999
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/jco/kid9912.html

原発亡国ニッポン-6-科学技術庁が隠していた放射性ヨウ素測定データ

小出裕章
週間金曜日 1999

決定版 原発大論争!―電力会社vs反原発派
小出裕章他
宝島社文庫562 1999
http://amzn.to/j939OG (アマゾン)

JCO事故における被曝と放射能汚染問題
小出裕章
第76回原子力安全問題ゼミ 1999/11/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No76/kid9911a.html
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No76/kid1101R.pdf

サテライトミーティング「JCO 臨界事故を考える」『問題は何か』
小出裕章
京都大学原子炉実験所、第34回学術講演会 2000/1/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/jco/satellite/kid0126.pdf

JCO事故を考える
小出裕章
於東京足立区 2000/2/11
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kd000211.PDF

住民たちが負わされた二重の苦しみ(野ざらし44年・人形峠)
逃げるな!科学技術庁–放射能汚染 モナザイト、そして人形峠
小出裕章
週間金曜日 2000

保健物理学と原子力防災 (特集:JCO臨界事故を体験して)
小出裕章
日本保健物理学会 2000

放射能汚染と被曝–東海村臨界事故と原子力の終焉
小出裕章
技術と人間 2000

ウラン残土と原発、放射能汚染について
小出裕章
全水道労研集会 2000/5/23
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kd000523.PDF

人形峠ウラン鉱山などの汚染と課題
小出裕章
第79回原子力安全問題ゼミ 2000/9/27
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No79/kid000927.PDF

原発事故の恐怖
瀬尾健著、小出裕章関連
風媒社 2000/1
http://amzn.to/lhMRaj(アマゾン)

新版 環境と人間
木野茂編、小出裕章「エネルギーと人間」分担
東京教学社 2001

日本と台湾の原発事情
小出裕章
原発びわこネット 2001/2/10
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/biwako.pdf

原子力発電所の災害評価と台湾への適用
小出裕章
第81回原子力安全問題ゼミ 2001/3/16
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No81/kid0103.PDF

核燃料輸送事故による被曝線量評価メモ
小出裕章
2001/3/19
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/yusoujik.pdf

Jadugoda の放射能汚染についての予備調査報告
小出裕章
2001/9/28
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/report-J.pdf

Preliminary investigation about the radioactive contamination in Jadugoda.
Hiroaki KOIDE
2001/11/8
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/report-E.pdf

人類のエネルギー浪費
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/3
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-01.pdf

化石燃料とウラン
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/4
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-02.pdf

核時代の死の黄金
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/5
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-03.pdf

幻だったプルトニウム利用
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/6
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-04.pdf

過剰な発電所と無力な原子力
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/7
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-05.pdf

原子力の危険の根源
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/8
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-06.pdf

原子力発電所で大事故が起きたら?
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/9
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-07.pdf

破局的被害を生む毒物
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/10
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-08.pdf

木を見て、森を見ず
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/11
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-09.pdf

原子力から撤退する世界の流れ
小出裕章
京都歯科協TIMES 2001/12
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-10.pdf

生きるために必要なエネルギー
小出裕章
京都歯科協TIMES 2002/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-11.pdf

医師の皆さんに伝えたいこと
小出裕章
京都歯科協TIMES 2002/2
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/dent-12.pdf

論考 原子力の現状とその問題
小出裕章
全国保険医団体連合会 2001

人形峠ウラン鉱害裁判 : 核のゴミのあと始末を求めて 
土井淑平,小出裕章著
批評社 2001
http://amzn.to/lBvb3p(アマゾン)

「原発震災」と原子力の黄昏 (特集 原発震災が迫っている)
小出裕章
実践社 2002

原子力発電所で大事故は起きるか? (特集 一六年目のチェルノブイリ)
小出裕章
技術と人間 2002

苦難の先住民 インド・ジャドゥゴダ・ウラン鉱山
小出裕章
No Nukes Asia Forum 2002/2/14
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/nnaf-ind.pdf

The investigation on radioactive contamination around Jadugoda uranium mine
Hiroaki KOIDE
2002/7/8
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/J-REP4E.pdf

ベラルーシ、ウクライナ、ロシアにおけるチェルノブイリ原発事故研究の現状調査報告
小出裕章他
京都大学原子炉実験所学術講演 2003/1/29
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/etc/KUR0301.pdf

日本の原子力政策は破綻した---大事故が起きる前に撤退を!
小出裕章
たんぽぽ舎総会 2003/2/15
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/tanpopo.PDF

朝鮮の核問題をめぐって
小出裕章
技術と人間 2003

朝鮮の核問題
小出裕章
グリーン・アクション京都勉強会 2003/6/14
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/KoreanN.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟への意見書
小出裕章
2003/春
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/iken.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟への再意見書
小出裕章
2003/9/18
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/saiiken.pdf

インド・ジャドゥゴダの住民たち
小出裕章
No Nukes Asia Forum 2003/10/8
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/NNAF0309.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟への再々意見書
小出裕章
2003/12/10
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/saisai.pdf

朝鮮の核問題
小出裕章 2003/6/14
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/KoreanN.pdf

ベラルーシ、ウクライナ、ロシアにおけるチェルノブイリ原発事故研究の現状調査報告
今中哲二,小出裕章,小林圭二他
京都大学原子炉実験所学術講演会報文集 2003

巨大なモンスター
小出裕章
京都保険医新聞 2003/6/9
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/monster.gif

ウランを利用することで生じる被曝
インド・ジャドゥゴダウラン鉱山の汚染を中心にして
小出裕章
第94回原子力安全問題ゼミ 2003/8/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No94/koide030826.pdf

インド、ジャドゥゴダ・ウラン鉱山の放射能汚染と課題
小出裕章
「原子力資料情報室通信」 2003/11/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/CNIC0311.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟への再々々意見書
小出裕章
2004/2/18
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/sai3.pdf

インド、ジャドゥゴダ・ウラン鉱山周辺環境の放射能汚染
小出裕章,今中哲二,川野眞治他
京都大学原子炉実験所学術講演会報文集 2004

Radioactive contamination around Jadugoda uranium mine in India
Hiroaki KOIDE
2004/4/27
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/india/JADFINAL.pdf

原子力発電所の災害評価–ペンの暴力を使っているのは誰か
小出裕章
技術と人間 2004

原子力発電所の災害評価
原子力推進似非学者のレベルの低さと批判への回答
小出裕章
第97回原子力安全問題ゼミ 2004/6/9
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No97/koide_doc.pdf

原子力発電所の災害評価(PPT)
小出裕章
第97回原子力安全問題ゼミ 2004/6/9
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No97/koide_ppt.pdf

美浜3号炉事故の全体像と課題 (特集 美浜3号機事故)
小出裕章
技術と人間 2004

美浜3号炉事故の全体像と課題
小出裕章
第98回原子力安全問題ゼミ 2004/10/7
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No98/koide041007.pdf

美浜3号炉事故の全体像と課題(PPT)
小出裕章
第98回原子力安全問題ゼミ 2004/10/7
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No98/koide041007ppt.pdf

放射性廃物の問題点(上)ごみについて考える
小出裕章
技術と人間 2004

放射性廃物の問題点(下)ごみについて考える
小出裕章
技術と人間 2004

劣化ウラン兵器と核サイクル 
小出裕章
劣化ウラン兵器禁止条約実現キャンペ-ン 2004/5/9
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/DU0509.pdf

『使用済み核燃料中間貯蔵施設』とは?
小出裕章
宮崎県内連続講演会 2004/5/21~23
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/myzk0405.pdf

差別の世界と戦争
小出裕章
真宗大谷派山陽教区「非核非戦法要」 2004/8/3
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/ootaniha.pdf

愚かな原子力利用 ・人形峠の放射能汚染とそれに抗した人々
小出裕章
中国地方反原発反火電住民運動市民運動等連絡会議総会 2004/9/25
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/nngy0409.pdf

廃炉の世紀への提言
小出裕章
もんじゅを廃炉へ!全国集会 2004/12/5
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/zenkoku.pdf

プルサーマル導入-その狙いと危険性
小出裕章
核燃料サイクルとエネルギー政策を考える学習会金沢 2004/12/13
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kanazawa.pdf

α線内部被曝線量の評価方法についてのメモ
特に吸入によって肺に取り込んだ場合
小出裕章
第99回原子力安全問題ゼミ 2004/12/15
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No99/koide041215a.pdf

原子力発電所の安全管理 (「美浜原発3号機事故」ミニシンポジウム(その2))
小出裕章
アグネ技術センター 2005

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟、控訴審への意見書

小出裕章
2005/3/9
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/appeal-1.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟、控訴審への再意見書

小出裕章
2005/8/31
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/appeal-2.pdf

プルサーマルと核のごみ
小出裕章
九州連続講演会、北九州・佐賀・唐津 2005/10/28~30
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/PuTherm.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟、控訴審への再々意見書

小出裕章
2005/11/28
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/appeal-3.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟、控訴審への再々々意見書

小出裕章
2006/2/16
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/appeal-4.pdf

放棄すべき六ヶ所再処理工場
小出裕章
核燃サイクル阻止一万人訴訟原告団、講演会 2006/2/11
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/aomr0602.pdf

六ヶ所再処理工場の災害評価に関する覚書
小出裕章
2006/4/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/rpp-acc.pdf

六ヶ所再処理工場に伴う被曝-平常時と事故時
小出裕章
再処理を止めよう!青森県シンポジウム 2006/7/15
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/aomori06.pdf

プルトニウムという放射能とその被曝の特徴
小出裕章
緊急学習会:プルトニウム被曝を問う 2006/7/15
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdf

人形峠鉱滓放置問題
榎本さん土地明け渡し訴訟、高裁判決を受けて

小出裕章
2006/8/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Ningyo-toge/realness.pdf

Being scientific(PPT)
Hiroaki KOIDE
The 3rd ICBUW International Conference Hiroshima, 2006/8/4
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/ICBUWkid.pdf

被曝、原子力、核のごみ
小出裕章
「四万十川源流と高レベル核廃棄物」勉強会(津野町)2006/9/16
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/Tuno0916.pdf

1億人の傍観者が支える原子力
小出裕章
「東京原発」を観る集い(岐阜) 2006/9/23
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/gifu0923.pdf

六ヶ所再処理工場が平常運転時に予定している被曝
小出裕章
原子力資料情報室 2006

浜岡原発の危険住民の訴え 
小出裕章他
実践社 2006
http://amzn.to/mtBlU8(アマゾン)

座談会 臨界事故隠し事件をめぐって
藤田一良,小林圭二,小出裕章他
進歩と改革研究会 2007

座談会 臨界事故隠し事件をめぐって(下)
藤田一良,小林圭二,小出裕章他
進歩と改革研究会 2007

非情な世界における核と原子力 (特集 原発シンドローム)
小出裕章
西田書店 / 明治大学軍縮平和研究所編 2007
http://www.meiji.ac.jp/osri/gunsyuku/no8.html(目次のみ)

日本を滅ぼす原発大災害 : 完全シミュレーション 
坂昇二,前田栄作 著,小出裕章監修
風媒社 2007
http://amzn.to/jE0Voq(アマゾン)

再処理がもたらすもの–核燃料サイクルに関連する安全問題(2) (特集 日本の原発はなぜ〈信頼〉されないのか) — (〈信頼〉の担保)
小出裕章
岩波書店 2007

安全のための一言 柏崎・刈羽原発震災–地震と原子力発電所の安全性
Kashiwazaki-Kariwa nuclear power plant disaster by earthquake
小出裕章
アグネ技術センター 2007

地球温暖化問題の本質
小出裕章
たんぽぽ舎での勉強会 2007/1/14
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/crisis.pdf

原子力とは一体何なのか?
小出裕章
グリーンコープみやざき生活協同組合 2007/2/22
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/myzk0222.pdf

厖大な核のごみの始末のつけ方
小出裕章
東洋町高レベル放射性廃物の最終処分場についての討論会 2007/2/27
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/toyo0227.pdf

物質開発倫理学講義「足尾鉱毒」
小出裕章
京都工芸繊維大学 2007/12/25
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kksd3.pdf

物質開発倫理学講義「水俣公害」
小出裕章
京都工芸繊維大学 2007/12/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kksd5.pdf

物質開発倫理学講義「原子力利用の危険性と問題点」
小出裕章
京都工芸繊維大学 2007/12/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kksd6.pdf

物質開発倫理学講義「原子力事故」
小出裕章
京都工芸繊維大学 2007/12/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kksd7.pdf

物質開発倫理学講義「エネルギー問題」
小出裕章
京都工芸繊維大学 2007/12/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kksd8.pdf

原発事故シミュレーション–の担保 (特集 防災シミュレーション–予測と検証の科学論)
小出裕章
岩波書店 2008

大間原子力発電所を問う(第4回)大間原発の破局事故シミュレーション
小出裕章
原子力資料情報室 2008

巨大地震が原発を襲うとき- 廃絶すべき浜岡原発-
小出裕章
原発震災を防ぐ風下の会 2008/10/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/msm081026.pdf

ウラン残土レンガと放射能の基礎知識
小出裕章
ウラン残土市民会議 2008/11/22
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/mss081122.pdf

なぜ六ヶ所再処理工場の運転を阻止したいのか
小出裕章
「終焉に向かう原子力」(第7回) 2008/12/13
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/tk081213.pdf

柏崎刈羽原発とその地震被害の概要
小出裕章
第105回原子力安全問題ゼミ 2008/7/22
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No105/koide.pdf

山口県・上関原発・・・あまりに愚かな選択 原子力とプルサーマル問題
小出裕章
広島県保険医協会主催市民公開講演会 2009/2/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/hrsm090201.pdf

原子力の場から視た地球温暖化問題 (特集 原子力発電の新局面–ますます深まる矛盾) — (原子力の本質)
小出裕章
エントロピー学会 2009

原子力の場から視た地球温暖化
小出裕章
環境問題研究会2月例会 2009/2/10
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kyoto0210.pdf

原子力の場から視た地球温暖化問題
小出裕章
「終焉に向かう原子力」(第9回) 200912/5
http://www.asyura2.com/bigdata/up1/source/10416.pdf

核=原子力に未来はあるか
環境・経済・国際政治的にも放棄されるべき再処理
小出裕章
生活者通信 2009/7/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/tsnw214.pdf

瀬尾さんの思い出(追悼文集)
小出裕章他
2009/7/24
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/sonota/seo-memoriam.pdf

六ヶ所再処理工場周辺での空気中トリチウム濃度測定結果が示すもの
小出裕章
生活者通信 2009/9/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/tsnw216.pdf

被曝の危険と謂われない犠牲
小出裕章
生活者通信 2009/10/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/tsnw217.pdf

核=原子力問題の本質を見据える-差別に抵抗する
小出裕章
生活者通信 2009/11/1
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/tsnw218.pdf

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)報告と温暖化二酸化炭素説の問題点
小出裕章
第108回原子力安全問題ゼミ 2009/10/26
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No108/koide20091026.pdf

再処理は核軍事の中心技術 (六ヶ所再処理工場の危険性を問う)
小出裕章
全国保険医団体連合会 2009

戦争と核=原子力
小出裕章
日本基督教団・大阪教区・核問題特別委員会 2009/11/29
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/OC091129.pdf

原子力発電は危険、プルサーマルはさらに危険
小出裕章
石巻市・第3回「プルサーマル市民勉強会」2009/12/22
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/isnmk091222.pdf

終焉に向かう原子力と温暖化問題
小出裕章
日本カトリック教会・正義と平和委員会・地球環境を守る会 2010/1/19
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/JCC100119.pdf

今私たちが知っておかなければならない、核・原子力の真実
小出裕章
札幌での講演 2010/4/10
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/spr100410.pdf

原子力の「平和利用」は可能か?
小出裕章
非核の政府を求める兵庫の会市民学習会での講演 2010/10/8
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/kub101008.pdf

隠される原子力・核の真実―原子力の専門家が原発に反対するわけ
小出裕章著
創史社 2011
http://amzn.to/mPa94c(アマゾン)

福島原発事故の現状について
小出裕章
第110回原子力安全問題ゼミ 2011
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/seminar/No110/20110318koide.pdf

終焉に向かう原子力(第11回)悲惨を極める原子力発電事故
小出裕章
明治大学での講演 2011 4.29
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/tky110429.pdf

放射能汚染の現実を超えて 
小出裕章著
河出書房新社 2011/5/19 発売予定
http://amzn.to/maFGrF(アマゾン)


米国の「正義」は強者の傲慢 小出裕章

2011年5月3日

2011年5月1日、米国のオバマ大統領は、アメリカが主導する作戦によりオサマ・ビンラディン氏を殺害したと発表しました。米国政府はビンラディン氏を2001年9月11日同時多発テロ事件の首謀者であるとしています。

これに関連し、9・11同時多発テロ事件の後に小出裕章氏が発表した文章があることを知りましたので、転載します。

米国の「正義」は強者の傲慢

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暴力が支える「自由と民主主義」
 私が子供の頃、日本にTVが入ってきた。そのころは西部劇全盛の時代であった。苦労して荒れ地の開拓に汗を流す白人住民を野蛮なインディアンが襲い、それを勇敢な騎兵隊がやっつけるというのがそうした番組の定番であった。どうやら現代の米国人もいまなお自分たちだけは何をしても正義だと思っているようである。
 1492年コロンブスが「新大陸を発見した」時、アメリカ大陸には人が住んでいた。彼らはすでに2万年前、洪積世後期のウィスコンシン氷河期にベーリング陸橋をわたってアジアから移り住んだモンゴロイドである。その先住民達にとって、その後の500年は過酷な歴史であった。1992年、一方では「新大陸発見500年祭」が行われたが、一方では「先住民、黒人、民衆の抵抗の500年キャンペーン」が取り組まれた。
 1776年米国が独立宣言をした時は、星条旗の13本の横縞が示しているように、米国はまだ東部13州であった。その時までにも、先住民は移民してきた白人達によって散々な虐殺にあっていたため、移民達と戦っていた。しかし、米国独立後、先住民がたどる運命はますます過酷なものとなった。合州国政府は1830年に「インディアン強制移住法」を制定し、ミシシッピ川以東に住んでいた先住民を西部に追いやった。10万人の先住民が<涙の旅路>と呼ばれる過酷で長い旅をたどってミシシッピ川以西に強制移住させられ、抵抗したセミノール族は殺された。その後も、先住民達は絶望的な抵抗を続けるが、白人の圧倒的な武力の前に西へ西へと追いやられた。
1840年代にはいると、米国の急速な領土の膨張によって、西部に住んでいた先住民の諸部族も合州国軍の攻撃にさらされた。サウスダコタ西部に位置するブラックヒルズは、グレートプレーンズから900mの比高でそびえ、山地を松の森林が覆っているため、先住民がそう呼んだ聖地であった。ワイオミングはブラックヒルズの西に広がる州だが、そのワイオミングにも白人が侵入し、先住民と衝突した。その結果、1868年になって、ミシシッピ川最大の支流で最西端を流れるミズーリ川以西の地は永久にスー族の保留地であるとの「ララミー協定」が結ばれた。しかし、1874年にカスター将軍がブラックヒルズで金鉱を発見するや、多数の白人が侵入して無法地帯となった。聖地の冒涜に耐えかねたスー族はついに第2次スー族戦争に立ち上がった。カスターは第7騎兵隊のインディアン討伐隊を率いて出撃、76年6月リトルビッグホーン川で遭遇したスー族の部隊を攻撃した。その時スー族を率いていたのはクレージー・ホースとシッティング・ブル両酋長であり、多大の犠牲を払わされながらもついに騎兵隊を全滅させた。後年、ジェロニモ率いるアパッチ族が騎兵隊を悩ませはしたが、それでもこのリトルビッグホーンの戦いは先住民にとっての哀しくも最後の栄光であった。米国はこの戦いを口実にさらなる虐殺を繰り返し、1887年に「一般土地割り当て法(ドーズ法)」を制定して巧妙に先住民から土地を奪う一方、1890年にはウーンデッドニークリークの大虐殺を起こした。

選び抜かれた標的
 現代は米国による一極支配の世界である。自らの価値観にあわない国に対しては、直接的な武力行使で崩壊させる、あるいは経済制裁という手段を使って圧力をかけてきた。また、イスラエルがパレスチナに対して武力を背景とした移民を繰り返していることに対しても、軍事的、経済的な協力をしながらそれを支えてきた。何のことはない、暴力によって土地を取り上げ、そこに国を作るというやり方は、米国自身が歩んできた道である。ところが、彼らは米国こそ「自由と正義」の国であり、「平和」を愛する国なのだという。
 多くの人は今回のニューヨークとワシントンに対する攻撃を「テロ」と呼んで忌み嫌う。私にとっても今回の攻撃は衝撃的であった。しかし、今回の攻撃の標的は大変的確に選ばれていた。すなわち、米国が世界を支配するために使ってきた2つの道具、力=軍事力(国防総省)と金=経済(国際貿易センター)の象徴である。(想像でいうことは意味がないが、国際貿易センターに突入した人たちも自らの行為を象徴的なものと考えていたはずで、あのようにビル自身が倒壊し、多数の人々が犠牲になるとは思っていなかったと私は思う。)残念なことは、ホワイトハウスへの攻撃が失敗したことだし、自らの命を捨てても米国の横暴に一矢を報いたいと思う人々の行為を私は非難したくない。

一寸の虫にも五分の魂
 アフガニスタンは大国の狭間で長く苦しい歴史を背負い、現在世界の最貧国である。1980年代以降は、米国が中央アジアでの石油と天然ガスの利権を狙って、ロシアと闘うタリバーンに肩入れした。貧しいアフガニスタンは世界のアヘンの4分の3を生産し、米国CIAがそれを武器に換えて戦闘に介入した。その戦いで国土は荒廃し、アフガニスタンはますます貧しくなり、2100万の人口のうち多い時は600万人以上が難民であった。食料も医薬品も乏しく、統計データすら満足に得られない国であり、軍事費も米国の1000分の1にも満たない。そのアフガニスタンに対して、米国は証拠を示さないまま容疑者と称する人(オサマ・ビンラディン氏)の引き渡しを求めた。アフガニスタンにとっては、容疑者と称された人は客人であったため、客人を引き渡せというなら証拠を示せとごく当たり前の要求をし、そのための交渉に応じるとまでいっていた。ところが、米国は問答無用、言うことを聞かなければ武力で攻撃すると脅したのであった。証拠のないまま容疑者を拘束することなど、どんな国際法や国内法に照らしても違法なはずだ。にもかかわらず、日本を含めた「先進各国」は唯々諾々と米国についていった。ライオンとネズミの喧嘩にもならないこの一方的な殺戮を、米国に同盟国として認めてもらいたいという卑屈な国々が応援するというのである。
電気すらろくにないアフガニスタンの漆黒の夜に、電子機器で誘導されたミサイルが炸裂する。その下にはもちろん、女性もいれば子供もいる。彼らは一体どのような思いでこの理不尽な攻撃を受け止めるのであろうか?

「浜の真砂は尽くるとも、世に盗人の種は尽きまじ」
(盗賊、石川五右衛門、辞世の句)

米国は「米国につくかテロにつくか」と世界に踏み絵を迫った。敢えて問われるのであれば、私は躊躇なく「テロ」に付く。そんな問いをするのであれば、一番悪いのは世界最強国による国家テロである。しかし、真に問うべきは「正義」か「テロ」かではなく、米国に対する底知れぬ憎しみが沸いてくる、その理由である。途方もない金満・飽食、自らは安全地帯にいてTVゲームをするかのように「敵」を殺す自由すらある米国。そして、一方には10億に達する人々が飢餓に苦しむ。一握りの強者達が、絶望的な格差の上に成り立つ「自由」と「平和」をむさぼり続け、地球環境の破壊などものともせずに、さらなる享楽を求め続ける。そのために、あらゆる軍事的、経済的な力を行使するというのであれば、故なく虐げられた人々による抵抗は必ずやまた起きるであろう。
「暴力で平和はえられない」という人々がいて、彼等はもちろん米国の報復戦争に反対する。しかし、その彼等でさえ枕詞のように、今回の攻撃自体は「いかなる理由があっても、決して許されないテロ」だとして非難する。しかし、現在の世界秩序、強者達だけの「平和」こそ、暴力によって維持されている。たしかに、暴力の行使を認めてしまえば、力の強いもの達が常に勝つことになる。リトルビッグホーンでカスター部隊を殲滅したクレイジー・ホースも翌年騎兵隊に捕えられ殺された。そして、彼の抵抗自体が米国にさらなる虐殺の口実を与えることになった。その意味では、弱者による物理力の行使は、それ自体を取り上げれば決して弱者自身のためにならない。それ故、徹底的な非暴力による抵抗を試みることにももちろん意味があるであろう。しかし、連綿と続いた先住民の戦いは、それが絶望的な戦いであったとしても、圧倒的な暴力を行使する白人に対するやむにやまれぬ抵抗であった。それを「テロ」として非難することは当たらない。また、そうした先住民の抵抗によって騎兵隊以外の白人移民が犠牲になったとしても、「罪のない一般市民が殺された」として、その責任を先住民の抵抗に求めるのは誤りだと私は思う。今回の米国に対する攻撃についても、それを犯罪として規定するところからしか始まらない思想や運動には、私は与さない。
 最後になったが、「国際紛争を解決する手段としては、武力の行使を永久に放棄した」はずの国が、早々に米国の武力行使に全面的な支持を与えるなどおよそ言語道断である。米国の腰巾着になって自国の利益を求めるこの国は、それを夜の人工衛星から見ると不夜城のごとく浮かび上がるという金満・飽食の国でもある。そのような国で安閑と生活している私自身も無罪であるとは思えない。かりに私が虐げられた人々の攻撃の標的になったとしても、罪のない市民が殺されたなどとは口が裂けても言いたくない。
                         (2001年10月22日・記)

ーーーーー


gyakuによる小出裕章氏インタビュー (2007年)

2011年5月3日

ねずさんより、2007年にgyakuというメディアに掲載された小出裕章氏のインタビューについて教えていただきました。

ーーーー
管理人さん、お疲れ様です。

「反対側」に焦点をあて、隠されたもの、見えないもの、切り離されたものを映し出していくメディアプロジェクト「逆(gyaku)」によって、2007年秋に行われた小出さんへのインタビュー記事です。

この記事を掲載しているもともとのドメインはすでにネット上から消滅しており、記事のオリジナルありませんが、Webのアーカイブにかろうじて残っていますので紹介します。

アーカイブ(写真あり)
http://replay.web.archive.org/20071024215719/http://gyaku.jp/index.php?cmd=contentview&pid=000272

転載(転載記事には写真はありません)
http://www.asyura2.com/07/genpatu4/msg/391.html
http://www.tokyoprogressive.org/index/P60/index.html
http://www.tokyoprogressive.org/content/%E5%B0%8F%E5%87%BA%E8%A3%95%E7%AB%A0%E6%B0%8F%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC

2007/9/3 小出裕章氏のインタビュー

1966年、最初の原子炉が稼働してから約40年が経った現在、日本には55基の原子炉が存在する。1968年に原子力の世界に入り原子力の実態を知った小出裕章氏は、その歴史の中で一貫して原子力発電の廃絶を訴え続けてきた。gyakuは京都大学原子炉実験所に小出氏を訪ね、お話を聞いた。

原子力の夢と現実
gyaku(以下g):1968年に東北大学の原子核工学科に入学されましたが、高校生のころから原子力の道に進むことを決めていたのですか?

小出(以下K): はい。原子力に命をかけようと思っていました。私は東京で生まれ育ったわけですが、当時東京では原爆展がしょっちゅう開かれていました。その一方で、原子力にも注目が集まっていました。そんな中で私は、原爆のように恐ろしいものはあってはならないし、日本は核の平和利用の先頭に立っていかないと強く思ったんです。私にはその使命があると思っていました。

g: そして1970年には、そのまったく反対の運動に参加します。何があったのですか?

K: 当時は大学闘争の時代でした。私は中学・高校時代から、保守的でまじめな学生で、中・高では皆勤でしたし、大学でも学生服を着て一時間も授業を休まないという感じだったんです。だから、学生運動も、初めのころは「勉強するのを邪魔されている」と思っていたくらいです。それと同じころ、女川に原子力発電所を建設する計画が持ち上がり、地元住民が反対運動を始めたんです。原発に夢を抱いていた私の目には、これはとても不可解なものに映りました。女川で作られる電気のほとんどは仙台市とその周辺で消費されます。それならなぜ仙台に原発を作らないのかと疑問に思い、あれこれ調べてみた結果、原発が危険なものであるからということを知ったのです。そのころの世論は「原子力は安全だ」というもので、私もそう信じてきたのに、現実まるでそうではなかったことに気がついたわけです。そうして、原子力がどのようなものであるかを知り、1970年10月23日、女川原発の反対運動に参加しました。

g: 原子核工学科ですから、当然まわりは原子力を勉強している人達ばかりですよね。その中で反対運動に参加していた他の学生はいましたか?また周囲の反応はどうでしたか?

K: 反対運動の参加者はほとんどいないに等しかったです。私の他には先輩で今も活動を続けている篠原さんという人がいました。周りには気違いのように見られましたし、大学教授とも議論が絶えませんでした。でも、科学的な議論ではいつも私たちが勝っていたんです。

g: それでも、教授たちは原発の安全性を疑問視したり、建設に反対したりはしなかったんですか?

K: 彼らはよく自分たちの負け議論の後にこう言っていました。「俺には養っていかなくてはならない妻や子どもがいるんだ。」そう言って逃げるんです。

g: でも、私たち一般人だけではなくて、国の調査でも、そのような科学者の調査結果や「専門家」の見解を頼るしかないですよね。そうして事業計画が進められていく。例えば、辺野古のヘリポート建設予定地でも、科学的調査の結果に基づいて建設を検討するといっていますけど。

K: 科学というのはいつも社会とつながっていて、科学者の責任は重大なのにもかかわらず、そういう認識をもってやっている科学者はあまりいません。科学とその社会的関連をまったく切り離しているのです。そうやって科学者や大学教授は「科学的領域」に逃げ込んで自分たちの立場を守ろうとします。その社会的インパクトなどまったく無視です。いわゆる「専門ばか」になっていくんです。

g: 原子力分野で反原発の立場を取っていると、学会などとのかかわりも難しくなるのでは?

K: 以前は、原子力学会の会員でした。しかし、副学会長に元関西電力社長が就任したとき、私は脱会しました。学会とは言えども、利益集団のようなものもあるんです。関西電気が供給している電気の60%が福井などの原発で発電されているんですよ。

原発問題は差別問題

g: 小出さんは、「原発問題は差別の問題」とおっしゃっています。

K: 女川の件もそうですが、原発のほとんどが大都市に電力を供給するために周辺の過疎地に建てられています。また、オーストラリアやアメリカなどで原発の燃料であるウランが採掘されている場所でも、多く場合は現地の先住民族が影響を受けているのです。あまり知られていませんが、日本でもウラン鉱山があったんです。岡山県の人形峠というところで1950年代にウラン鉱床が発見されたのですが、結局10年間で85トンしか採掘できませんでした。今ではその地域は汚染土でよごれてしまい、裁判にもなっています。

g: 世界中の様々な場所を見ても、原発産業というのは差別と深く結び付いています。アメリカ、オーストラリア、カナダ…その様な差別を受けている被害者たちが連帯した世界的な動きというのはないのでしょうか?

K: 細いつながりはあると思いますが、ほとんど無いに近いでしょう。いろいろな場所で先住民が安い労働力として使われ、しかも彼らの土地には汚染土がばらまかれています。それでも世界のそいういった被害者の横のつながりはあまり強いものとはいえません。

g: でも現地ではそれぞれの場所で声があがってはいるのですよね。この先、この状況は変わると思いますか?

K: 人間は踏み付けられないと分からない生き物です。そういう状況下に置かれた人びとが増えてきたら変化は可能かもしれません。高知県の東洋町で放射性廃棄物の最終処分場誘致をめぐって討論会が開かれた時には300人以上が集まりました。人口およそ3000人余りの町での300人です。この率を東京の人口に当てはめて計算すれば、物凄い人数ですよね。その人びとの力が集まって、東洋町は処分場建設を撥ね退けたのです。

大きな力につぶされない

g: 小出さんは各地で講演会や討論会などを行ったりと、とても活発に活動されています。その中で、推進派の人物と手紙のやりとりをしているとを聞きましたが。

K: このと始まりは、私がテレビ朝日に出演したことです。私が訴えてきた東海地震震源地上に建っている浜岡原発の危険性をテレビ朝日が番組で取り上げたのです。放送後、テレビ局側にある団体の代表から原発批判をしたことに対する脅しがいったのです。テレビ局は波風を立たせないよう適当にあしらおうとしていたのですが、私は「文句があるのなら私に直接回してください」といいました。というのも、私が一番恐れていたのは、この様なことが原因でマスコミが自主規制してしまうことでした。その後、東京での高速増殖炉もんじゅの公開討論会の後、その人物が私宛に手紙を送ってきたのを機に、手紙のやりとりが始まりました。その全ての一部始終はウェブサイトに掲載しています。

g: 小出さんは、もう40年近く日本から原発をなくそうと活動されてきました。その間に50基以上の原発が建てられました。それでもくじけずに活動を続けられるのはどうしてですか?

K: 私の活動の歴史は敗北の歴史です。それでも私がくじけないでいるのは、さっきお話した女川原発の反対運動で一緒だった篠原さんの存在があるからです。私と篠原さんは今でも反原発運動を続けていますが、それぞれ違う道を選びました。彼は原子力の世界にいることを拒み、教授たちのように「言い訳を言わなくてもいい世界」で生きていこうと、大学院を退学し土方になる道を選びました。しかし、私はそれには賛成できませんでした。ひとたび原子力の世界へ足を踏み入れてしまった者として、科学的知識をもって原発廃絶を訴えるべきだと考えているからです。そうやって私たちは互いの活動を見守ってきたのです。だから、彼が見ている以上、私は途中でやめるわけにはいかないんです。

g: これからの小出さんの展望は?

K: これからも私の立場は変わりません。地球の歴史に比べたら、人間の存在はとても新しいのです。そして、電気の使用が始まったのはほんの産業革命以後、ここ200年ほどのことです。考えを改めなければ、私たちは間違いなく滅亡します。考えを変えるということは、どこまでこの問題について認識できるかということでもあります。原発問題を考えていくと、さまざまな問題が見えてきます。私は原発問題を「反対」ではなく「抵抗」の場だと考えています。それは、先ほども言ったように原発問題は差別問題だから。原発反対派の人びとの中には「脱原発」、要するに原発を必要としないライフスタイルを掲げている人びとが多くいます。それはそれでいいと思います。しかし、私はあくまでも「反原発」で抵抗しているのです。国や大きな組織につぶされないよう、抵抗しなければいけません。世界人口のたった4分の1の人間が地球のエネルギーのほとんどを消費しているということ、そして日本では原発によって誰かが苦しめられているということが見えるようになれば、少しは人びとの判断や行動も変わってくるのではないでしょうか。
ーーーーー


放射能を噛みしめながら -原子力選択の意味を考える- (88年)

2011年5月2日

小出裕章氏による1988年の講演です。何人かの方からコメント欄で推薦をいただきましたので、記事という形にしておきます。

原子力選択の意味を考える ~ 原発語り1【講演:小出裕章さん:収録1988年10月9日 於名古屋】

原子力選択の意味を考える
小出裕章●1949年東京生まれ。京都大学原子炉実験所助手(当時)。原子力利用の廃絶を目指して各地の住民運動や裁判に参加し­ている。●チェルノブイリの記憶が薄らいだとしても、降り積もった死の灰は今日も地球を蝕み続ける。原発大国日本の取るべき道は­?放射能に限らず農業・公害など様々な危機的状況をグローバルな視点で分析する。

放射能を噛みしめながら 1/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 2/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 3/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 4/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 5/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 6/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 7/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 8/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 9/10 小出裕章さん

放射能を噛みしめながら 10/10 小出裕章さん


日本は先進国ではなく後退国 小出裕章 (2007年)

2011年4月27日

コメント欄にて、小出裕章氏が2007年夏に高尾山の自然の中で講演されたときの記録について教えていただきました。

これ以上のエネルギー消費拡大は犯罪 原発がすべて止まっても決して停電は起きない 小出裕章さん講演
エコ&ピース月刊誌 Actio1252号(2007年9月25日発行)より

 8月12日、東京・高尾山エコラボキャンプで京都大学原子炉実験所の小出裕章さんが原発・エネルギー問題について講演。森の中で多くの人が耳を傾けた。

写真や図版入りの記事ですので、上記ページにてご覧ください。


小出裕章氏と推進派との直接対話 (平成17年)

2011年4月25日

ここで紹介するものは、福島原発事故に直接関係するものではありませんし、5年以上前の古いものです。

ですが、「想定不適当事故」という言葉に象徴される推進派の議論の方法が典型的に現れており、今日でも深い意義のある記録であると感じます。特に大橋弘忠氏との対話には強い印象を受ける人が多いはずです。

このページにて、録画、アンケート結果、議事録、各パネラーの資料などが提供されています。
プルサーマル公開討論会 (佐賀県の原子力安全行政)

プルサーマル公開討論会日付:平成17年12月25日

概要:県では、玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画について、プルサーマルを推進する立場、慎重な立場双方が一堂に会し、その安全性を議論していただくため、県主催の公開討論会を開催しました。 討論会のテーマは「玄海3号機プルサーマル計画の安全性」。推進、慎重、双方の立場の方々によるパネルディスカッションの他、会場の方々との質疑応答を行いました。

1/7【原発問題】(推進派vs反対派)小出裕章氏(1)

2/7【原発問題】(推進派vs反対派)小出裕章氏(2)

3/7【原発問題】(推進派vs反対派)小出裕章氏(3)

4/7【原発問題】(推進派vs反対派)小出裕章氏(4)

5/7【原発問題】(推進派vs反対派)小出裕章氏(5)

6/7【原発問題】(推進派vs反対派)小出裕章氏(6)

7/7【原発問題】(推進派vs反対派)小出裕章氏(7)

1/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(1)

2/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(2)

3/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(3)

4/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(4)

5/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(5)

6/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(6)

7/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(7)

8/8【原発】推進派vs反対派 質疑応答編(8)


なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜

2011年4月12日

2008年10月19日に毎日放送(MBS)が放映した、『なぜ警告を続けるのか〜京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち〜』というドキュメンタリー番組があります。

小出裕章氏、今中哲二氏のことが取り上げられています。

大阪府熊取町にある京都大学原子炉実験所。ここに脱原発の立場から活動を続けている”異端”の研究者たちがいる。原子力はわが国の総発電電力量の3割を供給するまでになったが、反面、去年の中越沖地震で柏崎刈羽原発が「想定」を上回る激しい揺れで被災するなど、技術的な課題を完全には克服出来ていない。番組では、国策である原子力推進に異を唱え、原子力の抱えるリスクについて長年、警告を発し続けてきた彼らの姿を追う。その言葉はエネルギーの大量消費を享受する私たち国民一人ひとりへの問いかけでもある。

Youtube版

なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち


巨大地震が原発を襲うとき - 廃絶すべき浜岡原発 - 小出裕章

2011年4月12日

2008年10月26日付けの小出裕章氏による資料『巨大地震が原発を襲うとき - 廃絶すべき浜岡原発 -』です。@untitled_skzさんの推薦により知りました。

『巨大地震が原発を襲うとき - 廃絶すべき浜岡原発 -』
(pdfファイル 計24ページ)

これを読むと、原子力発電の本質と実態がよく分かり、そして「想定外」などというセリフが許されるべきでないということが一目瞭然です。

目次

Ⅰ.あらゆる被曝は危険を伴う
放射線は目に見えないし、五感に感じない
東海村事故での悲惨な死
微小な被曝でも危険はある

Ⅱ.柏崎・刈羽原発震災
予想されていた地震
予想できなかった数々のトラブル
耐震設計指針の破綻
変圧器火災
設計の常識を欠如する日本の原子力推進派
塑性変形した原子炉の再稼動は論外

Ⅲ.浜岡原発は最高に危険
世界一の地震国・日本と原発
人智を超える地震の破壊力
不可能な確率論的安全評価

Ⅴ.なすべきは原発廃絶
急性死から身を守るには
原子力は即刻やめても困らない

付録1
プルサーマル問題
プルトニウムとウランは違う物質
燃料の製造にも困難、作った後の燃料の特性も悪化する
安全余裕を食いつぶす
プルサーマルには実績と呼べるほどのものもない
再利用できるプルトニウムはほんのわずか
プルサーマルには経済性もない
放射性核種の毒性
核時代の死の黄金
すべては核開発のツケ
核兵器開発の中心3技術
当面枯渇しない石油と化石燃料
貧弱なウラン資源
プルトニウム利用のための核燃料サイクル
本来の核燃料サイクルの破綻とごみ処理としてのプルサーマル
核と原子力は同じもの

付録2
地球温暖化問題
京都議定書と炭酸ガス排出権
原子力発電もまた大量の二酸化炭素を放出する
厖大な温廃水


小出裕章氏による従来の資料

2011年4月8日

小出裕章氏が過去に発表している原子力にかんする資料は、京都大学原子炉実験所の原子力安全研究グループのウェブサイトにまとまっています。

京都大学原子炉実験所 原子力安全研究グループ ウェブサイト
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/

その中には、福島原発に関する、2011年3月18日の原子力安全問題ゼミでのレジュメも含まれています(「福島原発事故の現状について」)。

そして、講演会レジュメのページには、小出裕章氏による以前の膨大な講演会のレジュメがまとめられています。

講演会レジュメ
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouenindex.html