六ヶ所の再処理コスト 稼働率100%で英仏の2倍 稼働率20%で10倍 小出裕章さんが指摘(「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場」)

2012年12月7日

『最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場

先日発売された、小出裕章さんが共著で参加している書籍「『最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場」についての書評が「なるほど!1日5分で毎日オドロキ!原発・核関連本凝縮レビューメルマガ!」に掲載されています。

「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場 (集英社新書)

六ヶ所再処理工場での再処理費用について、稼働率100%だったとしても、英仏の再処理価格と比較して2倍の4兆円かかり、稼働率20パー線であれば、10倍かかる計算になると、指摘している。

以下、転載。

続きを読む »


10月1日 【再処理】原子力をやってきたというのは、核兵器を持ちたいがためにやってきたわけですから、そう簡単に日本というこの国が諦めるということにはならないだろう 小出裕章(TOKYOFM)

2012年10月2日

2012年10月1日(火)、東京FMタイムラインに、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が録音で出演されました。

テーマは……。

  • 再処理という技術の原点
  • 六ケ所村再処理工場の放射能放出量
  • 日本政府の核保有願望
  • 原発をゼロにするならば、再処理も不必要であること
  • についてです。

    内容

    1日(月)▼最も危険な原子力施設“六ヶ所村再処理工場”
    (月) 星 浩
    日本では、原発から出る使用済み核燃料をすべて再処理し、再び燃料として利用する
    核燃料サイクルを進めていて、使用済み燃料は原発内のプールに移して
    一定期間保管したあと、青森県六ヶ所村の再処理工場などに搬出することになっています。
    ところが、再処理工場の本格運転が大幅に遅れていることで、各地の原発のプールには行き場のない使用済み燃料がたまり続けているという実態が明らかになりました。
    青森県六ケ所村の再処理工場の貯蔵プールは、既に97%以上が埋まっているそうです。
    青森県六ケ所村の再処理工場とはどんな施設なのか?
    行き場失う可能性のある使用済み燃料。今後どうなってしまうのでしょうか?

    録音

    内容文字おこし
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65826165.html


    7月26日 最悪の核施設 六ヶ所再処理工場の排出規制「濃度規制を外して海へ長い放水管をしいて、沖合で海底から放出。海は広いぜ大きいぜということで薄まってしまうからいいんだよという、そういう規制の仕方」小出裕章(MBS)

    2012年7月27日

    2012年7月26日(水)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

    テーマは……。

  • 六ケ所 再処理工場が排出するクリプトン85の量
  • その人体への影響
  • イギリスのウインズケール(セラフィールド)やフランスのラ・アーグの再処理工場の実態
  • 六ヶ所再処理工場の放射性物質排出規制が外されていること
  • についてです。

    内容

    2012年7月26日【木】

    北朝鮮で今、何がおこっているのか?

    「元帥」に就任したばかりの金正恩第一書記に
    妻がいることが、昨夜、正式に報じられました。
    一方で、軍部のトップであったリ・ヨンホ総参謀長が
    突然解任されるなど、
    北朝鮮では何か大きな変化がおこっているようです。
    今夜は、北朝鮮のジャーナリストたちと強いネットワークをもつ
    アジアプレスの石丸次郎さんをゲストに迎え、
    北朝鮮で何がおこっているのか、
    それを国民はどう受け止めているのか、
    じっくりとお話を聞きます。
    リスナーのみなさん、メール・FAXで質問をお寄せください。

    京大原子炉実験所の小出裕章さんには、先週に続き、
    青森県六ヶ所村の再処理工場が環境に出す
    放射性物質の問題や、
    10都県で検出されたストロンチウムについて聞きます。

    録音
    ▼20120726 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

    内容文字おこし
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65816754.html

    参考書籍
    「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場 (集英社新書)


    7月19日 六ケ所の再処理工場が1日33京ベクレル(原発1年分相当)放出するしくみ 小出裕章(MBS)

    2012年7月24日

    2012年7月1日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

    テーマは……。

  • 六ケ所の再処理工場が、1日でクリプトン85を33京ベクレル放出すること(原発が1年で放出する分を超える量)
  • クリプトン85を冷却して液体化する技術が開発されたが、高コストのために実用を断念したこと
  • についてです。

    内容

    2012年7月19日【木】

    胆管がん 問われる国と企業の責任

    大阪の印刷会社で複数の元従業員が死亡していたことが発端となり、胆管がんの問題が明るみに出ました。厚労省の緊急調査の結果、東京などであらたに3人の発症者が判明したものの、小宮山大臣は「大きな広がりがなかったことはよかった」と述べました。実態把握はこれで済んだのでしょうか。国や会社の責任はないのでしょうか。きょうは関西労働者安全センターの片岡明彦さんをスタジオにお招きし、センターに寄せられている最新情報をお聞きします。また従業員だった息子さんを亡くされたご遺族にも電話でお話を伺います。
    京大・原子炉実験所の小出裕章さんのコーナーもあります。

    録音
    ▼20120719 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

    内容文字おこし
    http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65815751.html

    そういえば小出さんの新刊が予約とのこと。この放送と関連した内容のようです。

    「最悪」の核施設 六ヶ所再処理工場 (集英社新書)
    ※渡辺満久氏、明石 昇二郎氏との共著です。

    管理人より)公開していたつもりが、下書きとなっていました。公開が遅れたことをお詫び申し上げます。ごめんなさい。


    %d人のブロガーが「いいね」をつけました。