2012年6月19日 金持ちがきれいな食べ物を買い、貧乏人が汚染された物を食わされる、ということになると私でも容易に想像がつきます 小出裕章(People’s News)

2012年6月19日

2012年6月19日(火)、小出裕章さんのインタビュー記事が「People’s News」に掲載されました。

▼原発事故の総括
http://www.jimmin.com/htmldoc/145001.htm

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溶け落ちた核燃料がどこにあるかも不明な現状

──事故原子炉の状態は? 

小出…1~3号機は、核燃料棒がメルトダウンして、圧力容器を突き破り、下に落ちています。その先がどうなっているのか誰にもわかりません。見に行くこともできないし、知るための測定器も配置されていないので、全くわかりません。

私は、溶け落ちた燃料が、建て屋のコンクリートも破って地下水と接触しているかもしれない、と思っています。もしそうなら、高レベル放射能が地下水に流れ出てしまうので、建て屋の外側に深い壁を作ることを昨年5月から提案し続けています。残念ながら、東電は何もやっていないという状態です。

放射能を閉じこめる最後の防壁が、原子炉格納容器ですが、1~3号機は、格納容器のどこかが壊れていることは確実です。核燃料被覆管の材料であるジルコニウムが水と反応してできた水素が、建て屋に漏れだして爆発したのですから、疑いようがありません。ただし、格納容器が完全に崩壊したわけではないので、まだまだ大量の放射能が、中に存在している状態です。
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