8月4日 癌で死んでいく人が増えることは避けることはできません 小出裕章(蘭)

2011年8月4日、オランダの報道番組に小出裕章氏がVTR出演されました。コメント欄にてオランダさまより教えていただきました。

録画(11分38秒)
小出裕章師は 3分23秒から、4分58秒から、9分22秒からの3箇所出演していらっしゃいます。
http://nieuwsuur.nl/video/261962-geevacueerd-uit-fukushima-en-nu.html

小出裕章氏の発言箇所、書き起こし
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(3分23秒あたりから)
小出「もし日本の国が自分が決めた法律を守ろうとするなら、遥かに広大な人たちを避難させなければいけません。」

インタビュアー「どれくらい? 何キロまで?」

小出「原子力発電所から円を書くようには汚染は広がっているわけではなくて。放射性物質が吹き出してきたときに風に乗って流れている、のですね。ですから、何キロまでというふうには言えないのですけれども。遠いところは100キロ200キロの彼方までそうなっていますし…」

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(4分58秒あたりから)
小出「せめて日本の国が自分で決めて1年間に1ミリシーベルト以上は、人々を被ばくさせないと決めた法律があるわけですから、わたしはそれを守るべきだと思うのですが。日本の政府はその基準を一気に1年間に20ミリシーベルトまでひきあげてしまい…」

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(9分22秒あたりから)
小出「とんでもないこと。環境全体が福島原子力発電所の事故で放出された放射能ですでに汚れてしまっている、のですね。だから福島の子どもたちが住んでいる土地そのものが汚れているし、食べ物もみんな汚れてるわけですから、子供たちの体が汚れることも避けられないし、オシッコにセシウムが入ってくるということももちろん避けられない、わけです。えーそのことによって子供たちは被曝をしているわけで、10年後20年後30年後になって彼等の中に癌で死んでいくという人たちが増えるということ自身はもう避けることはできません。」

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