3月21日 ガレキ広域処分「一刻も早く、汚染地に専用の焼却炉を作るように求めるべきだ」小出裕章(MBS)

2012年3月22日

2012年3月21日(水)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

テーマは……。

・ガレキの広域処理
・放射能に向き合うときの原則。なるべくコンパクトに集めて、その場で閉じ込めるということ。
・愛知県のガレキ処理について
・神戸市のガレキ焼却灰の処分方法について
・広域処理は、フィルター等の取り付け、灰を東電に返す、という2つの条件なければやってはいけないという小出裕章氏の考え方

についてです。

番組内容

2012年3月21日【水】
春はセンバツから!
 今年も開幕した選抜高校野球。東日本大震災から1年を迎えての今年の大会では、どんなドラマが繰り広げられるのでしょうか?
 今夜の特集は、センバツの“看板アナ”ともいえるMBSの森本栄浩アナをスタジオに迎え、今日開かれた開幕式の様子や、今日の試合結果、そして今大会の見所などについて、じっくり話を伺います。
 また、京大の小出裕章さんのコーナーでは、今各地で問題となっている「ガレキ処理」などについて、意見を聞きます。

録音
▼20120321 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

内容文字おこし
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65796455.html


2月28日 民間事故調の調査 東電拒否「応じないというのは恥ずかしい会社だ」小出裕章(MBS)

2012年2月29日

2012年2月28日(火)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

テーマは……。

・福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)の調査報告書について言及。東電が調査を拒否したことについて
・原子力安全・保安院が、福島第一原発1号機の非常用復水器の配管の設計変更があったことを放置していたことについて
・東電ら電力会社3社が、文科省に巨大津波への警戒の表現を変えるように要求し、それを文科省は受け入れていたことが判明したことについて

です。

番組内容

2012年2月28日【火】
食の安全は確保されるのか ~ 放射性セシウム新規制値
放射性セシウムの新たな規制値が4月から適用される予定ですが、食の安全性は高まるのでしょうか。福島県出身で環境問題に詳しいフリーライター・佐久間淳子さんに、規制値が厳しくなることで予想されるあらたな問題や関東各地の民間測定所の様子をお聞きします。佐久間さんらのルポルタージュ研究所と東京海洋大の水口憲哉名誉教授がまとめた「ハンディ版 食品の放射能汚染 完全対策マニュアル」が来月出版されます。昨年出版された初版が品切れで再版が待望されていたもので、この内容についてもお聞きします。
京大原子炉実験所の小出裕章さんの解説もあります。

録画
▼20120228 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章

内容文字おこし
(1)http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65792630.html
(2)http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65792651.html
(3)http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65792652.html


12月12日 裁判官の世界も、国を困らせないような判決を出すことで出世していくシステムができている 小出裕章(現代ビジネス)

2011年12月16日

2011年12月12日、小出裕章氏のコメントが現代ビジネスに掲載されました

以下、小出裕章氏の発言のみ引用。

トンデモ裁判、呆れた論理 東電弁護団それを言っちゃあ、おしめえよ 「セシウムは誰のものでもない! だから除染の責任はない」だって | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社]

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「東電は、実に恥ずかしい会社だと思います。いくら法律上、そうした用語なり概念があるとは言え、誰が考えてもおかしい理屈です。

 もともと東電がウランを買ってきて所有し、それを核分裂させて生成されたのが、セシウムなどの放射性物質。れっきとした東電の所有物とみなすべきです。

 だいたい、これまでずっと東電は『原発は絶対に安全です。決して放射性物質をバラ撒いたりしません』と、主張していたのですよ。なのに結局は無主物どころか、強烈な毒物をバラ撒いたわけです。これで『自分たちには責任がない』と言うとは、どういう精神構造をしているのでしょうか」

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「これまで原子力関係の裁判で、国が敗訴したことはありません。裁判官の世界も、国を困らせないような判決を出すことで出世していくシステムができている。原子力の問題に関しては三権分立など存在しないと考えたほうがいい」

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