9月29日 小出裕章氏が九電プルサーマル公開討論会での”やらせ”について証言(報道ステーション)

2011年9月30日

2011年9月29日(木) テレビ朝日「報道ステーション」に小出裕章氏がVTR出演されました。内容は「2005年唐津市で行われた「プルサーマル公開討論会」(佐賀県主催)の検証 「やらせ」質問文の存在 原発行政”節目”の討論」です。コメント欄にてしんちゃんさまより教えていただきました。

録画
http://www.dailymotion.com/video/xldtol_20110929

小出裕章氏発言箇所の文字おこしは以下のとおり。
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9月29日 もう原発がなくても電力の供給という意味では全く問題ない 小出裕章(そもそも総研)

2011年9月30日

2011年9月29日(木)、テレビ朝日「モーニングバード」内コーナー「そもそも総研」に小出裕章氏がVTR出演されました。コメント欄にてしんちゃん様のより、文字おこし原稿をいただきました。

テーマは、「そもそも”電気料金は本当に安いのか?””電力は本当に足りないのか?”はどうなった?」です。小出氏の他に、立命館大学の大島堅一氏、元通産官僚の古賀茂明氏、河野太郎議員のコメントも使われています。

動画
http://www.dailymotion.com/embed/video/xldi4i

ちなみに、そもそも総研のディレクター玉川徹氏が小出裕章氏や古賀茂明氏の取材を通して書き上げた本が出版されています。

玉川徹のそもそも総研 原発・電力編

小出氏インタビュー部分の文字おこしは、以下のとおり。
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9月29日 今、国と東電は、汚染の全体像を示さないという作戦に打って出ている小出裕章(MBS)

2011年9月30日

2011年9月29日(木)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年9月29日【木】
除染しても線量が下がらない!?
 今夜は、原発事故以来、福島市内などで地元住民とともに、放射線量の測定調査を続けている神戸大学大学院の山内知也教授に電話をつなぎ、現地の状況について伺います。
 特にこの9月に行った調査では、除染後も大きな効果が上がらず、場所によってはむしろ線量の上がったところがあったということです。
 政府が「除染すれば大丈夫」と繰り返す中、効果的な除染方法がいまだに見つからない住民の心境などについても、話を聞きます。
 また、京大の小出裕章さんには、番組に寄せられたリスナーからの質問などに応えてもらいます。

録音
http://youtu.be/dwtzMD2Suo0

内容文字おこし
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65766617.html

※今回は、リスナーの質問に答える形でした。ご紹介する報道はございません。


9月28日 飯舘村が独自に公表した除染計画について 小出裕章(MBS)

2011年9月29日

2011年9月28日(水)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年9月28日【水】
驚くべき東電の賠償姿勢~福島の農家の思い
きょうは、5月に出演いただいた福島県農民連事務局長の根本敬さんとお電話をつなぎます。
二本松市で農業を営む根本さん、原発事故による避難区域ではありませんが、
放射能汚染のおそれがあり、今年は作付け・出荷を行っていません。
東京電力の賠償が始まっていますが、根本さんのような区域外の農業者には、
まだ東電からの書面は届いていません。
避難区域の住民に届いた請求書は60ページ、そして説明文書は156ページ。
読んでも複雑でわからないと多くの人が言います。
東電の賠償姿勢に強く抗議している根本さんに、その思いを伺います。
京大原子炉実験所の小出裕章助教の解説もあります。

録音
http://youtu.be/naucXnQ-SVE

内容文字おこし
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65766474.html

放送内で言及された資料
文部科学省及び群馬県による航空機モニタリングの測定結果について(平成23年9月27日)(PDF:1500KB)

放送内で言及された報道
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9月18日 小出裕章氏が九州電力本​店前『原発止めよう!九電本店前ひろば』を訪問

2011年9月28日

2011年9月18日、小出裕章氏が、九州電力本店前の『原発止めよう!九電本店前ひろば」を訪問しました。コメント欄にてJUNさまより教えていただきました。

録画

素晴らしい映像ですね。ありがとうございます。


9月27日 原子力政策大綱改定の有識者会議に脱原発学者を入れても多数決で圧倒的少数 小出裕章(MBS)

2011年9月28日

2011年9月27日(火)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年9月27日【火】
続・本当に増税しかないのか~民主党税調 尾立源幸参院議員
復興財源にあてる臨時増税をめぐり民主党税調の議論がいよいよ大詰めです。所得税、法人税、たばこ税が増税で相続税は見送りとか色々言われておりますが、党内では依然増税反対の声が強く、本当に増税できるの?という気がします。もとい!たね蒔きジャーナルでは「そもそも増税必要なの?」というところから議論したいと思います、そこで先週の中野寛成・党税調会長代行に続き、おなじく党税調メンバーの尾立源幸参院議員(大阪選出)に「増税ありき論の是非」を聞きます。小出先生の原発事故解説も。

録音
20110927 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教
http://youtu.be/dqhAfd6k708

内容文字おこし
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65766252.html
※リンク先が誤っていましたので訂正いたしました。失礼いたしました。

放送の中で小出裕章氏が1973年に参加していた伊方原発の訴訟に触れられています。その伊方裁判を先日放送されたNHKETV特集が扱っていました。
※小出裕章氏はご出演されていませんが、大変見ごたえのあるドキュメンタリーです。
「ETV特集「シリーズ 原発事故への道程 後編 そして“安全”は神話になった」(動画)」

※ちなみに前編はこちら。
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65764779.html
両方共続けてみると、日本が原発を推し進めてきた歴史がざっと把握できると思います。

番組で扱われたと思われる報道は以下のとおり。
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9月26日 1号機配管の水素爆発の分析と危険性 小出裕章(MBS)

2011年9月27日

2011年9月26日(月)、MBS(毎日放送)ラジオの「たね蒔きジャーナル」に、小出裕章氏(京大原子炉実験所助教)が出演されました。

番組内容

2011年9月26日【月】
和歌山豪雨の被害から3週間・・・
台風12号による死者・行方不明者は全国で100人を超えています。特に大きな被害を受けた和歌山。あれから3週間が過ぎましたが、被災地ではまだまだもとの生活に戻ることはできません。現状と、あの時生死を分けたのは何だったのか、上田崇順アナが取材し、被災地から中継します。
原発をめぐる動きはこの週末も色々ありました。京都大学の小出先生に話を聞きます。

録音
20110926 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://youtu.be/8WmhiIvsQ0o

内容文字おこし
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65766070.html

番組内で扱った報道、や関連報道は以下の通り。
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9月25日 スリーマイル島のような融けた燃料の回収作業は絶対できない 小出裕章(サンデーフロントライン)

2011年9月25日

2011年9月25日(日)、テレビ朝日「サンデーフロントライン」に小出裕章氏がVTR出演されました。コメント欄でしんちゃんより頂いた情報を、掲載いたします。

録画
2011 9/25 サンデーフロントライン 〝反骨〟3人が語る。 1/2

2011 9/25 サンデーフロントライン 〝反骨〟3人が語る。 2/2

内容文字おこし
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‘反骨の3人による明日への伝言 原発事故後の未来’

「原発はいらない」

ナレーション: 京都大学原子炉実験所の小出さんの研究室は昼間でも薄暗い。節電のためエアコンや照明はほとんど使わないという。62歳の小出さんは37年間原子力の研究を続けてきた。しかし、現在の肩書は助教。昔でいう助手のままだ。

小出「原子力をやるとこんな危険がありますよ。こういう放射能の汚染を起こしますよ。だから一刻も早く原子力をやめるべきですよ・・と言い続けてきたわけですね。残念ながら事故は起きてしまったのですね。ですから私にとっては今年は自分がやってきた仕事が最終的に敗北したというそういう年です。」

ー小出氏が原子力に飛び込んだ1968年は日本の原子力の黎明期。小出氏も未来のエネルギーは原子力しかないと固く信じていた。ところが研究を始めてすぐ、ある重大な疑問にぶつかったという。

小出「今から思えば大変単純なのですが、原子力発電所というのは都会で引き受けることができない危険を抱えていると、過疎地に建てるしかないということで原子力というものは進んできたということに私が気がついた、というかそれを知ってしまったわけですね。そうなると、私としては到底認めることができないと思いましたので、180度私の人生はそこでひっくり返しました。」

ーこうして原発をなくすために研究を進めた小出氏には、同じ志を持つ5人の仲間がいた。彼らは「異端の研究者」と見なされ、それは研究費や昇進にも露骨にあらわれた。彼ら6人は原子炉実験所の所在地大阪府熊取町にちなみ、‘熊取6人組’と呼ばれるようになった。これは中国で起きた文化大革命の江青ら4人組になぞらえた呼び名だ。

小出「6人組と呼ばれた私達のグループにシンパシーを感じて一緒に行動しようとして来てくれた人も実は何人かいる」
(後輩とか?)「はい、いるんですけれども、私はその人を積極的に誘わなかったのですね。その、自分達のグループに入れと、えー、それはまあ言ってみればそういう後ろ指を指されるグループに入ってしまうと研究費が取れないとかですね、そういうことはある。まあ、あたりまえのことであるわけです。」

ー原子力の危険性を訴え続けた37年。しかしその声は届かなかった。

小出「あまりにも力が足りなさすぎたんですね。まあ、マスコミの人もそうだけど、あのー、私達の言うことは何も取り上げてくれない、まあ、政府、電力会社、巨大企業の言うことを聞いてマスコミもずっと報道をしてきた。」

ー重大な事故が起きた今、全ての原発を止めるべきだと小出氏は全国を訴え歩いている。

小出(9月22日津田塾大講演)「私達日本人はだまされ続けてついに福島の事故も防ぐことができないで、今、変わり果てたこの場にいます。私もそうだし、皆さんもそうです。どうやってこれから生きていくかということを、特に若い学生の皆さんには十分考えてほしいと思っています。」

ー一方野田政権は、安全性の確保と地元の理解を前提に原発を再稼働させる方針だ。全ての原発停止は電力供給に支障をきたし日本経済が立ち行かないという意見が根強い。現在福島第一原発は循環注水システムが機能したことで、一号機の圧力容器の温度が100℃以下になるなど収束に向かっているとされる。しかし小出氏は本当の事故収束への道のりは険しいものだと指摘する。

「廃炉廃炉といわれていますが、いつごろできるんですか?」

小出「(笑い)できません。何十年か後ですね。」

ーアメリカで起きたスリーマイル島の事故では、炉心の半分が溶けて圧力容器の底に溜まった燃料を取り出すまでに11年もかかっている。一方、福島第一原発でも溶けた燃料は圧力容器の底に溜まった。ところが福島ではこの圧力容器も損傷し、溶けた燃料が格納容器にまで落下したとみられている。

小出「抜け落とさせて下に落ちちゃっているわけですね。そうなるとスリーマイル島のような回収作業は絶対できません。全くできない。で、どうしていいか実はわからない。」

ー防げなかった破局的な原発事故。我々はここから何を学ぶべきなのか

「未来への提言を最後にお願いしたいんですが。」

小出「ウソをつかない。人に対してもウソをつかない。自分に対してもウソをつかない。もし間違えたらば謝ると、それさえできていれば原子力なんてあり得なかったと私は思います。全く安全でもないものを「安全です。絶対事故は起こしません」と言い続けて原子力を進めてきたわけですね。」
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9月23日 小出裕章の講義&パネルディスカッション(シンポジウム「脱原発社会は可能だ!」)

2011年9月25日

2011年9月23日(金)、小出裕章氏が、法政大にて行われたシンポジウム「脱原発社会は可能だ!」にて講義を行ないました。コメントにて、edokko311様より教えていただきました。

edokko311様から頂いた動画紹介文

小出さんの講演は、録画の44分頃から始まりますが、2時間39分頃から始まる城南信用金庫の吉原氏のトークも素晴らしいので、是非ご覧下さい。

シンポジウムチラシダウンロード

■パネリスト紹介

●小出裕章さん
1949年、東京都生まれ。東北大学工学部原子核工学科卒業後、同大学院修了。1974年から京都大学原子炉実験所助手(現在は助教)。愛媛県の伊方原発訴訟では住民側証人をした。著書に、『原発のウソ』(扶桑社新書、2011年)、『放射能汚染の現実を超えて』(河出書房新社、2011年)、『隠される原子力 核の真実』(創史社、2011年)など。

●吉原毅さん
1955年、東京都生まれ。1977年、慶應義塾大学経済学部を卒業し、城南信用金庫に入庫。懸賞金付き定期預金など新商品の開発や広報などに従事する。企画部長、常務理事・市場本部長などを経て、2010年より理事長。

●明峯哲夫さん
1946年、埼玉県生まれ。北海道大学大学院農学研究科博士課程中退。消費者自給農場「たまごの会」の創設運動に参加して以来、一貫して自給にこだわり続けるとともに、人間と環境、人間と生物のあるべき関係について考察してきた。著書に、『ぼく達は、なぜ街で耕すか』(風涛社、1990年)、『都市の再生と農の力』(学陽書房、1993年)、『街人たちの楽農宣言』(編著、コモンズ、1996年)。

●纐纈あやさん
1974年、東京都生まれ。自由学園卒業。2001年ポレポレタイムス社に入社し、映画『アレクセイと泉』(2002年)の製作・配給・宣伝に携わる。映画『ナミイと唄えば』(2006年)のプロデューサーを経て、フリーに。『祝(ほうり)の島』(2010年)は監督としての最初の作品。

録画

小出裕章氏の講義〜パネルディスカッション
http://www.ustream.tv/recorded/17446156

パネルディスカッション
http://www.ustream.tv/recorded/17448379

打ち上げ風景?
http://www.ustream.tv/recorded/17450590


9月20日 これから問題なのは落っこちてしまった炉心がどこにあるのか 小出裕章(報ステ)

2011年9月22日

2010年9月20日(水)、小出裕章氏が、テレビ朝日「報道ステーション」にVTR出演し、『冷温停止』について専門家として、批判を行ないました。

録画
小出裕章:『冷温停止』について

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