【東京新聞】「原子力を選択した責任は、子どもにはない。 何としても大人が守らなければいけない」〜子ども守るため 除染、一時疎開も/小出京大助教が講演

2014年4月20日

東京新聞

2014年4月20日付の東京新聞のWebサイトに、4月19日に栃木県那須塩原市で開催された放射能汚染問題について考えるイベント「311『つながる、つたえる、そして未来へ』集い」の記事が掲載され、小出さんのお話の概要も紹介されていましたので、情報として引用致します。写真も含む記事全文は引用元のWebをご参照ください。

東京新聞「子ども守るため 除染、一時疎開も 小出京大助教が講演」

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12月24日:「だまされた側にも責任はある」と断じ、「この事態を起こした大人として、子どもを被ばくから守らなければならない」茨城県東海村で「脱原発サミットin茨城」

2012年12月26日

東京新聞:東海村で「サミット」「脱原発」の灯消えない

2012年12月25日、東京新聞の『東海村で「サミット」「脱原発」の灯消えない』という記事に小出裕章氏のご意見が掲載されていましたので、その記事を転載致します。
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12月16日 「原子力発電には都会では引き受けることができないほどの危険を持っているが故に過疎地に押しつけるのだという結論だった。」東京新聞「あの人に迫る」小出裕章氏のインタビュー

2012年12月17日

小出裕章(京都大学原子炉実験所)の情報を拡散する会

2012年12月16日の東京新聞記事「「あの人に迫る」に、小出裕章氏のインタビューが掲載され、『小出裕章(京都大学原子炉実験所)の情報を拡散する会』さんのFacebookにて、記事を転載されていましたので、このブログでも共有させていただきます。

以下、情報を引用いたします。 続きを読む »


12月24日 東海村 村上村長「闘いこれからが本番」 第2回脱原発サミットin茨城に小出裕章さんが参加予定

2012年10月16日

2012年10月15日 東京新聞にて、第1回脱原発サミットのついての報道がありました。その中で、次回、12月24日の第2回の参加者に、小出裕章さんの名前がありました。

以下、情報です。 続きを読む »


【アースデイ田中正造】9月30日 『国を豊かにするという思想のもと、企業を保護し住民は切り捨てる構図が一貫している』小出裕章講演(東京新聞/毎日新聞/下野新聞)

2012年10月9日

2012年9月29日、栃木県佐野市にて開催されました小出裕章さんの講演 『正造さんと原子力』(田中正造没後100年記念事業 『アースデイ田中正造』)について、各新聞社が報道していましたので、このブログでも共有させていただきます。

講演会の動画はこちらで御覧いただけます。
https://hiroakikoide.wordpress.com/2012/10/06/tanaka_2012sep29/

以下、情報を引用いたします。 続きを読む »


9月16日 復興予算42億円 原子力ムラに 「被災地の復興を最優先に考えるならば、むしろ原子力機構の不要不急な研究事業を削減して財源を確保する取り組みが不可欠 核融合エネルギーは、実用化のめどが立っておらず一般会計も含めて研究予算を付けること自体が無駄遣い」小出裕章(東京新聞)

2012年9月17日

2012年9月16日(日)、小出裕章さんのコメントが、東京新聞に掲載されました。

京都大原子炉実験所・小出裕章助教は「被災地の復興を最優先に考えるならば、むしろ原子力機構の不要不急な研究事業を削減して財源を確保する取り組みが不可欠だ。核融合エネルギーは、実用化のめどが立っておらず一般会計も含めて研究予算を付けること自体が無駄遣いだ」と批判している。

以下、記事全文。 続きを読む »


8月4日【たね蒔きジャーナル打ち切り問題】「国がでたらめな情報しか流さず、事実を知らせなければいけないと思った時に声をかけてもらった。私の考えを伝えられ大変ありがたかった。打ち切りが本当でしたら残念です」小出裕章(東京新聞)

2012年8月11日

8月4日、小出裕章さんのコメントを東京新聞「こちら特報部」が掲載しました。

存続が危ぶまれている「たね蒔きジャーナル」に関するものです。

小出さんのコメント

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『「国がでたらめな情報しか流さず、事実を知らせなければいけないと思った時に声をかけてもらった。私の考えを伝えられ大変ありがたかった。打ち切りが本当出したら残念です」』

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[お知らせ]
▼いつもありがとう たね蒔きジャーナル ネット寄せ書きプロジェクト
http://love-tanemaki.seesaa.net/


5月26日 どんな原子炉も安全ではない 米軍の空母の原子炉は日本政府の審査さえ受けていない 小出裕章(東京新聞)

2012年6月18日

2012年5月26日、小出裕章さんのコメントが東京新聞に掲載されました。

▼東京新聞:原発事故 影響や対策解説 横浜 京大・小出助教が講演会:神奈川(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120527/CK2012052702000093.html

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原発の危険性を訴え続けてきた京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんの講演会「子どもたちを放射能から守るために」(講演会実行委主催、東京新聞横浜支局後援)が二十六日、横浜市中区の神奈川芸術劇場で開かれた。約千三百人が耳を傾け、終了後は市内でデモも行った。
 小出さんは「被ばくリスクのしきい値はない。危険だと分かっていたから、都会には原発や核燃料施設を造らないと決められた」と、過疎地に原発が集中する背景を指摘。東京電力福島第一原発事故で放出された放射性セシウム137は、広島の原爆の百七十発分という資料を示し、「東電や国が倒産してもあがないきれない被害だ」と語った。
 また、子どもは被ばくによるがん発症の危険性が高いと説明し、「責任のない子どもたちを守るため、大人が汚染の高い食品を食べなくては。責任を取ってもらう意味で、議員会館や東電の食堂でも使わせては」と話すと会場で拍手が起きた。
 続いて女優の松田美由紀さんと対談。松田さんが横須賀に米海軍の原子力空母が配備されていることに触れると、小出さんは「どんな原子炉も安全ではない。だが、米軍の空母の原子炉は日本政府の審査さえ受けていない」と指摘。震災がれきの処理については「がれきをばらまくのは反対だ。でも、がれきを放置して現地の子どもが被ばくすることは認められない。放射性物質が外に漏れない構造の専用焼却施設を造り、焼却灰も決めた場所のみに埋めては」と語った。 (中沢佳子)
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1月9日 今までにない広がりで原発を考えてくれるようになった。ここまで来たんだから、今度こそは止めたい 小出裕章(こちら特報部)

2012年1月10日

2012年1月9日(月)、東京新聞の「こちら特報部」が小出裕章氏を扱った記事を掲載しました。

※コメント欄にてしんちゃんさまより教えていただきました。ありがとうございました。

以下転載。
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1月9日(月) 東京新聞 「こちら特報部」の記事を転載します。(1)
「脱原発のココロ」

ー「ムラ」も無視できぬ存在ー

昨年10月30日、東京都港区のJR浜松町駅近くの喫茶店。京都大学原子炉実験所助教の小出裕章(62)は約2時間、日本原子力学会会長で東京大学大学院教授の田中知(61)らと向き合った。

東京電力福島第一原発事故後、原発の危険性を訴え続けて40年の小出は「不屈の研究者」として広く知られるようになった。一方の田中は、原発を推進することで互いに利益を得る企業や研究者の排他的集団「原子力ムラ」の中心人物だ。

「原子力の学問をどうしたらいいか」と問われた小出は諄々と説いた。
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15年前 日本で原発事故が起きれば経済が破滅する 小出裕章(東京新聞)

2011年8月6日

2011年8月6日、東京新聞25面にて、小出裕章氏の発言が掲載されていました。コメント欄にてishiiさまより教えていただき、東京新聞を購入して読んでみました。

以下転載。記事の導入と小出裕章氏の発言のみ引用する。
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見出し「経済破滅」の大事故を指摘

15年前、当時の京都大学の小出裕章助手と國學院大學の菅井益郎教授が「資源・エネルギーの大量消費と現代社会」というテーマで対談した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故から10年後の事だ。2人は放射線被曝の恐ろしさを指摘、日本でも経済を破滅させるような大事故が起きる危険性について危惧していた。(編集委員・長竹孝夫)

原子炉実験所の鯉で助手(現助教)と日本経済史専門の菅井教授が行った対談内容は当時の国学院大学広報誌「滴(しずく)」に掲載さいれた。一部を二回に分けて紹介する(次回は十三日掲載の予定=敬称略)

■原発事故と被害

小出「自分の一生は原子力に託したいと夢に燃え一九六八年に東北大学原子核工学科に入った。だんだん学んできて、やはり原子力というのは人類が手をつけるべきではないと思うようになった。チェルノブイリ事故で表に放出された放射能は膨大。広島の原爆の比べ八百発分ぐらいの放射能をばらまいた。

小出「被曝の影響は十年、二十年たって出る。原発が大事故を起こしたときどのくらいの被害が出るか。日本の国家予算全部を注ぎこんでも足りない。日本で起きれば日本経済が破滅する」

小出「科学技術が今の世代の人間にある意味、豊かさをもたらしたのかもしれないが、一方で人類滅亡の鍵を作っているという、そういう危うい時代である」

■原発の歴史

小出「原子炉立地審査指針というのがあるが、そこには、原子炉の周りはとにかく非居住区域にしなければいけない。その周りは低人工地帯で、さらに都市から離しなさいと書いてある。もともと過疎地につくれ、というのが原子力の基本的なスタート」

小出「大事故はいきなり起こるのではなく、中事故が積み重なってくるうちに起きるというのが技術の鉄則である。その大事故につながる一歩手前の事故が日本でもどんどんたまっている」

■エネルギー

小出「私の知り合いに、歌をつくって自分で歌っている人がいる。『♪足で扉を開けて 足を使わず階段を登る/電気でお湯を沸かして 電気で野菜をつくる/夜をあんなに明るくしといて 夏をあんなに寒くしといて まだまだ足りないなんて』という歌詞です。もっと、自然に寄り添うような生き方をしなければいけない」
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菅井氏の発言にもはっとするものがありました。次回は8月13日。みなさんも東京新聞朝刊をお買い求めになってはいかがでしょうか。