6月17日 電気が足りる、足りないとの議論とは無関係に『原子力は使ってはいけない』という決意をしなければならない 小出裕章(大分合同新聞)

6月17日(日)、小出裕章氏の発言を大分合同新聞が報じました。

▼「原子力廃絶できる」京大の小出助教が講演【大分のニュース】- 大分合同新聞
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2012_133989873653.html
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反原発運動に深く関わった中津市の作家、故松下竜一さんをしのぶ「第8回竜一忌」が16日、中津市内で開かれた。松下さんと交流のあった京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが、福島第1原発事故の深刻な被害状況を説明し「原子力は廃絶できる」と強く訴えた。
 テーマは「反原発」。小出さんは原発事故がまだ収束していないことや東日本の広い地域が放射線管理区域にしなければならないほど汚染されている現状を指摘。大飯原発(福井県)の再稼働について、「政府は電力が足りないと国民を脅しているが、全くのうそ。国が発表するデータからも電力は足りていることが分かる」と述べ、太陽光など再生可能エネルギーへの移行を求めた。
 松下さんは「電力がとめどなく必要なのだという現代の絶対神話から打ち破らねばならぬ」などとした「暗闇の思想」を掲げた。小出さんは「電気が足りる、足りないとの議論とは無関係に『原子力は使ってはいけない』という決意をしなければならない。時間をかけて人々の意識を変え、社会構造を変えていく必要がある」とした。
 リレートークでは、全国から集まった松下さんの知人やファンが、各地での反原発運動の状況、松下さんへの思いなどを語った。
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▼松下竜一 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%B8%8B%E7%AB%9C%E4%B8%80


暗闇に耐える思想 松下竜一講演録

▼松下竜一氏の著書一覧
http://goo.gl/8RruK

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